元カレの舌に溶かされた昼下がり──人妻が禁忌の快感に目覚めた日

指先がほどいた、私の秘めごと──昼下がり、元彼との再会は身体の記憶から始まった

夫とは穏やかで平凡な結婚生活だった。
愛情もある。信頼もある。でも──興奮はない。

そんな私が、彼と再会したのは、ただの偶然だった。
大学時代の元恋人、航(わたる)。
仕事の帰り道、繁華街の書店で。
彼が背後から声をかけてきたとき、私の心と身体は、一瞬で大学時代の“彼専用の女”に戻っていた。

「ケイ…変わらないね。ていうか、綺麗になった」

そんな社交辞令めいた言葉に、心がざわつく。
航は変わらなかった。いや、変わったのかもしれない。
学生の頃はどこか幼かった彼の眼差しが、今は静かに私の奥を射抜いていた。

「コーヒーでも飲んでいかない?」

自然な誘い。でも、その声に潜む熱に気づかないふりは、できなかった。
私は迷いなく頷いた。


ホテルの部屋に入る頃には、もう互いの熱を抑えられていなかった。

ドアが閉まる音が、まるで世界との接点を断つ合図のようで──
私はバッグを床に落とすと、彼の胸に飛び込んでいた。

唇が重なる。
その瞬間、身体の奥で何かが崩れた。
舌が絡まり、唾液が伝い、彼の手が私の背中から腰、そして太ももへ滑り落ちる。

スカートの裾を捲り上げられたとき、私は声を上げそうになった。
けれど、その代わりに彼の首に腕をまわし、黙って頷いた。

ベッドに押し倒され、下着の上からそっと撫でられる。

「ここ…こんなに湿ってる…」

自分でも、気づいていた。
再会してからずっと、私は心のどこかで彼との行為を想像していた。
夜、夫が寝たあと、航の面影を思い出しながら、自分で指を這わせたこともある。
彼の舌を思い出しながら、私の奥を濡らしていた──


下着がずらされ、そこへ舌が触れた瞬間、私は息を呑んだ。

「やぁ…そこ…あぁ……」

濡れた舌先が、秘められた花弁の奥へ入り込んでいく。
まるで記憶をなぞるように、航の舌が私の芯をかき乱す。
吸われ、舐められ、擦られ──私は腰を持ち上げ、シーツを掴んで悶えた。

「お願い…もう、そこばかり、だめ…」

けれど彼は、私の足を肩にかけ、さらに深く舌を差し入れてきた。
快楽が、脳の奥まで届いて痺れていく。

そして、次の瞬間。
私は彼の熱を口に含んでいた。
誘われるように、自然に。
手で握った彼の雄は、かつての記憶よりも熱く、硬く、鼓動していた。

「そんなに…舐めたら…」

私は舌を這わせる。根元から先端まで、裏筋をなぞりながら、
時に吸い、時に唇を震わせて、快楽を返していく。

航の声が震え、腰が揺れた。

「ケイ…そんな顔で咥えられたら…」

私は彼の目を見上げながら、さらに深く咥え込む。
喉の奥まで届いたとき、唾液と熱と欲望が絡みあって、口の中が淫らに満たされていく。
その感覚が、恍惚だった。


そして、彼が私の身体の上に重なってきた。

正常位。
彼が私の中に入ってくる感覚は、懐かしくも新しい。

「ゆっくり…お願い、今は…深く感じたいの」

私がそう囁くと、彼は目を閉じ、奥へと達する一突きをした。
私はそのまま、声にならない喘ぎを天井へ漏らす。

「次は、後ろ向いて」

彼に言われて、私は四つん這いの姿勢を取った。
そのまま、彼が後ろから深く突いてくる。

肌と肌が打ち合う音。
濡れた音。
甘い破裂のような快楽が、私を貫いていく。

「いく…いく…だめ…もうっ…」

何度目かの絶頂に溺れたとき、私は自分が誰だったかすら、思い出せなかった。

その後、私は彼の上にまたがり、騎乗位で彼を受け入れた。
自分の動きで彼の中に出し入れしながら、私は彼の名を何度も呟いた。

「航…あたし…変なの、何度もいっちゃう…」

涙のような汗が頬を伝い、腰の動きが止まらなくなっていた。


最後、彼が私の奥で果てるとき、私は小さく震えながら、彼の胸にしがみついた。

静寂。
喘ぎも、吐息も、やがて溶けて、ただ心臓の音だけが二人の間に響いた。

「ケイ…また会いたい」

彼の声が、どこか脆くて、切なかった。

「わからない。でも…今はそれだけで、いい」

私はそう言って、彼の髪を撫でた。
濡れた身体をシーツで包みながら、ふと、空を見上げた。

誰のものでもない“私”に戻った、昼下がりだった。

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