隣の窓から部下の若妻が見えた

隣に建った部下の家の窓から、若妻の日常が見えた

私は木村健一、五十二歳。従業員およそ三百六十名の会社を経営している。妻とは十年以上前から会話が減り、郊外の閑静な住宅地で、ほとんど別々の時間を過ごしている。

二年前、隣の空き地に家が建ち始めた。完成してから知った。営業部の伊藤隼人が、妻の咲良と移り住んできた。隼人は三十歳。地方出張が多く、数字は安定しているように見えた。咲良は二十五歳。初めて顔を合わせたとき、細身なのに胸と腰のラインだけがはっきりしていて、笑うと目元が静かに細くなる人だった。

隼人は頭を下げて言った。

「親が持っていた土地に建てただけです。こちらが社長宅だとは、着工するまで知りませんでした」

偶然で通した。寝室の窓は、私の書斎から斜めに見下ろせる位置にある。普段はカーテンが下りている。

ある休日の午後、書斎で四半期の数字を見ていた。視線を上げると、向かいの二階でカーテンが半分開いていた。咲良が掃除機をかけていた。キャミソールのワンピース一枚で、肩から鎖骨、腕の内側まで白い。前屈みになるたび、胸の形が薄い布の下で揺れ、谷間が深く開いた。布が太腿の付け根までずり上がり、内側の柔らかい肉が見えた。私はペンを置いたまま、十分以上その姿を見ていた。掃除機を止めて髪を耳にかける仕草、息を整えるために胸を張る瞬間、窓際に近づいて外を見る横顔。すべてが、手の届く距離にあるように感じられた。

自分のものにしたい、という考えが、その日から頭を離れなくなった。会社では冷静に数字を見る人間が、隣家の白い壁の向こうに、部下の若い妻の肌の温度を想像するようになった。

隼人の出張予定は社内システムで確認できた。次の長い出張は十二日後だった。その日の午後、隣のインターホンを押した。

咲良が出てきた。家の中では薄いブラウスにショートパンツだった。驚いた顔のまま、「木村社長……どうかされましたか」と声が少し上ずった。ブラウスの下で胸が浅く上下しているのが見えた。

「少し、話がある。中に入れてもらえるか」

リビングのソファに向かい合って座った。話したのは、経費の食い違いではなかった。隼人が担当していた複数の取引先から、合計で二千万円を超える金額が、実際の納品と帳簿のあいだで消えている。回数が重ねられており、引っ越しと新築の時期と重なる。証拠は揃っている。社内で処理すれば表には出さない。警察と監査に回せば、この家も、親から受け継いだ土地も、残らない。

「大きな額だ。横領だ」

それだけ言った。咲良の顔から血の気が引いた。目を伏せ、肩を震わせて泣いた。何度も「申し訳ございません」と繰り返し、両手を膝の上で組んだまま動けなくなった。涙が顎から落ち、ブラウスの胸元に小さな染みを作った。

私は隣に座り、その細い肩に手を置いた。骨の感触が掌に残った。泣くたびにブラウスの襟元が開き、鎖骨の窪みが深く見えた。肩甲骨の下まで、薄い生地の下で皮膚が熱を持っている。

「泣くな。表に出すかどうかは、これから決める」

声が思ったより低かった。咲良は顔を上げず、ただ小さく頷いた。手が肩から背中へ、そのまま腰のあたりまで滑ったとき、彼女は拒まなかった。身体が固まったまま、呼吸だけが速くなった。腰骨の上に掌を置くと、指先がショートパンツのゴムに触れた。二千万円と、この家と、窓の向こうの書斎が、同じ重さで部屋に残っていた。

私は顎を指で持ち上げ、唇を重ねた。最初は動かなかった唇が、二度目にはわずかに開いた。舌を入れると、甘い飲み物の残りと、濡れた塩味が混ざった。奥歯のあたりまで舌を這わせると、咲良の喉が小さく鳴った。腕の中で身体が熱を持ち始め、太腿が私の膝に触れて離れた。

ブラウスのボタンを一つずつ外した。中は薄いレースで、胸が形よく収まっていた。布をずらすと、淡い色の先端がすでに硬くなっていた。指で軽く摘むと、咲良は小さく息を詰めた。もう一度、ゆっくり円を描くように撫でると、先端がさらに尖り、レースの端が濡れて透けた。言葉は出なかった。目を閉じたまま、私の手に身体を預けている。反対の手をショートパンツの中に入れると、太腿の内側が熱く、すでに湿っていた。指先が秘所の入口に触れた瞬間、咲良の腰がわずかに浮かんだ。

「この家を残したいなら、今は動くな」

低く言うと、彼女は首を横に振っただけで、否定の言葉は出なかった。指を浅く入れると、内側は熱く、とろりとした感触で絡みついてきた。ゆっくり出し入れするうちに、水音が小さく聞こえるようになった。咲良はソファの背に両手をつき、膝を閉じようとしては、すぐに力が抜けた。横領の話をしたあとの身体は、怖さのまま熱を持っていた。

ショートパンツを下ろすと、太腿の内側がほんのり赤く、すでに熱を持っていた。私は自分のものを取り出し、彼女の秘所に先端を当てた。濡れていて、わずかな圧力で沈み込んだ。入口が開いて受け入れ、奥へ進むたびに内壁が熱く脈打つように締めつけてきた。根元まで入れると、咲良の喉から低い吐息が漏れ、爪が私の背中に浅く立った。

「窓のほうを向いていろ」

寝室へ連れて行き、窓側のベッドに伏せさせた。カーテンは半分開いたままにした。書斎からこの部屋が見える位置で、私は腰を動かし始めた。最初は浅く、先端だけを入口で往復させ、彼女の顔の変化を確かめてから深く入れた。咲良は枕に顔を埋め、指でシーツを掴んだ。腰を高く上げると、結合部までよく見えた。白い肌に赤い跡がつき、汗が鎖骨を伝い、胸の谷間に溜まった。奥まで埋めるたびに、咲良の内側がきゅっと締まり、熱いものが指先のように絡みついてきた。

後ろから抱き起こし、立たせたまま入れ直した。片手で胸を揉み、硬くなった先端を指で転がし、もう片方で腰を固定する。咲良は膝を震わせながらも、自ら腰をわずかに後ろへ送ってきた。部屋に、肌のぶつかる音と、抑えきれない甘い声だけが残った。耳元で名前を呼ばず、「見ていろ」とだけ繰り返した。窓の外の光が、結合している部分に当たっている。親の土地に建った家の中で、部下の妻の内側が私を締めつけている。

奥を何度も擦ると、内が急に強く締まった。咲良の背中が弓なりになり、声が途切れた。足先まで震えて、内側が波のように収縮した。その締めつけに耐えきれず、私は深く埋めたまま出した。熱いものが内側に広がる感触が、掌を通して彼女の腹に伝わった。抜けたあともしばらく、入口から白いものがゆっくり溢れて太腿を伝った。

咲良は布団の上に横になり、胸の上下だけが激しかった。目を開けたまま天井を見ていた。私は隣に寝そべり、まだ熱い太腿に手を置いた。指を再び秘所に沿わせると、熱と湿り気が残っていた。咲良は小さく身をよじったが、脚は閉じなかった。

「表には出さない。その代わり、隼人が県外に出る夜は、カーテンを完全には閉めるな。明かりは一つ残しておけ」

咲良は小さく頷いただけだった。否定も、言葉も、なかった。私がシャツのボタンを留めているあいだ、彼女はシーツを握ったまま、窓のほうを見ていた。二千万円と、この家と、今しがた奥まで入っていた感触が、同じ部屋に残っていた。

それから、隼人が出張に出る夜は、決まって隣家の明かりが一つだけ残るようになった。カーテンは、その夜に限って、完全には閉まらない。新築の白い壁の向こうで、親から受け継いだ土地の上に、私たちの時間が積み重なっていく。

二度目の夜、咲良はインターホンの前で待っていたわけではなかった。しかしドアを開ける手は、最初より早かった。リビングではなく、最初から二階へ上がった。窓際でブラウスを自分でずらしたとき、先端はすでに硬く、太腿の内側は熱を持っていた。私は彼女を窓枠に手をつかせて立たせ、後ろからゆっくり入れた。外の街灯の光が、結合部に当たる位置で腰を深く沈めた。咲良は声を殺そうとして、前歯で下唇を噛んだ。噛み跡が残るまで、私は動かなかった。動かし始めたあとも、浅く長く、奥だけを擦るようにした。内側が熱く脈打ち、咲良の膝が窓枠を叩いた。

「この家を残す条件だ。拒むなら、今言え」

咲良は首を横に振った。言葉の代わりに、腰がわずかに後ろへ寄ってきた。その夜も、私は奥で出した。抜いたあと、溢れた熱を指で戻し、入口を塞ぐように撫でた。咲良は目を閉じたまま、それ以上は動かなかった。

三度目以降、手順は決まったものになった。カーテンは半分。明かりは一つ。窓の向き。私は毎回、彼女の内側の熱と締まり方の変化を確かめた。最初は固かった肩が、三度目には私の掌の形に沿うようになった。泣き顔は減り、代わりに、奥まで入った瞬間に喉の奥で小さく鳴る声が増えた。横領の話は、その夜にはもう出さなかった。出す必要がなかった。家が残っていること自体が、答えになっていた。

会社では隼人にいつもどおり数字の話をする。隣家の白い壁の向こうで、昨夜までの熱がまだ残っていることを、相手は知らない。書斎の窓から見える二階のカーテンが、出張の夜だけ完全には閉まらないことだけが、私と咲良のあいだの印になった。大きな額が消えた帳簿の裏側で、隣家の窓だけが、正確に開いていた。

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夫を守るつもりが、最初の夜で終わりません。昇進と家計の裏で、部下の妻は上司の前に跪き、白い肌を差し出す。拒む言葉より先に身体が熱を持ち、なぶられるたびに「まだ足りない」へ落ちていく。ながえらしい、静かな支配と堕ちの過程が74分に凝縮されています。途中で止められない人は、買って最後まで見てください。



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