【第1部】湯けむりに沈む予兆──彼女の姉の胸元に宿る背徳の光
私の名前は岸本悠斗（きしもと・28歳）。
横浜のIT企業で営業をしている、ごく普通の会社員だ。都会の喧騒に揉まれ、週末だけが心を休める時間。そんな僕に、思いがけない旅行の誘いが舞い込んだ。
恋人の**美緒（みお・25歳）**が、こう言ったのだ。
「ねえ、今度のお休み、温泉行かない？お姉ちゃんも一緒に」
その瞬間、胸の奥に小さなざわめきが生まれた。
美緒の姉――篠原楓（しのはら・32歳）。モデルのように背が高く、ふっくらとした胸と大人びた眼差しを持つ女性。以前、食事の席で一度だけ会ったことがある。そのとき僕は、無意識に彼女の胸の起伏を追い、言葉が喉に詰まったのを覚えている。
北関東の山あいにある、木造の古い温泉宿。
畳の香りと硫黄の匂いが入り混じり、外からは雪解け水のせせらぎが聞こえてくる。
浴衣に着替えた楓さんが、ふと襖を開けて現れた瞬間、僕は息を呑んだ。
胸元が緩やかに開き、豊かすぎる曲線が影を落としている。湯上がりのせいか頬は上気し、濡れた髪がうなじに張り付いている。
「……あったかいわね、やっぱり」
彼女が襟元を仰ぎ、白い胸の谷間がわずかに揺れた。
その仕草一つで、僕の心拍数は急上昇する。隣にいる美緒と笑い合おうとしても、視線はどうしても楓さんに吸い寄せられてしまう。
食卓を囲み、地酒を口にする。
「悠斗くん、お酒は強いの？」楓さんが盃を差し出してくる。
そのとき、浴衣の袖口から覗いた手首は驚くほど華奢で、白磁のように滑らかだった。指先が盃を握るたび、胸元がほんの少し震え、僕の視界に火を灯す。
「……あ、はい。そこそこは」
声が上ずり、自分でも呆れる。
美緒が屈託なく笑う横で、僕の意識は完全に楓さんの仕草に絡め取られていた。
「妹と旅行なんて久しぶり。……でも、彼氏と一緒だとちょっと照れるわね」
楓さんの言葉に、胸の奥で何かが大きく揺れた。
夜が更けていく。
窓の外には雪明かり。障子越しに映る三人の影は、どこか不均衡で、妙に艶めいて見えた。
健全な旅行のはずなのに、僕の心にはすでに一線を越えたい衝動が芽生え始めていた。
【第2部】妹が眠る横で──巨根に喉を塞がれ、蜜を舐め尽くされる背徳の交わり
私の視点から、その夜を語らせてほしい。
襖の向こうでは、妹が穏やかな寝息を立てていた。
灯りを落とした座敷に残るのは、行灯の柔らかな明かりと、私の胸を覆い尽くす熱だけだった。
「……声、出しちゃだめよ」
耳元でそう囁かれ、私は浴衣の紐を緩められていく。胸の布が零れるように外れ、熱い吐息がふくらみに落ちる。その瞬間、羞恥と期待が入り混じった震えが走った。
彼の手は荒々しくも丁寧に私をなぞり、やがて唇が下腹部へと下りていく。
「や……そんなところ……」
薄布の奥に忍ばせていた秘めた花を、彼はためらいなく舌で押し開いた。温泉の熱に濡れた私の奥は、舌が触れた途端に熱く痙攣する。
「ん……っ、あぁ……だめ、そこ……」
吸いつく音と、私の堪えきれない吐息が混ざり合う。花芯を吸われるたびに、背中が反り、指先が畳をかきむしった。
「今度は、僕のを……」
低く震える声と共に、彼の浴衣がはだけた。そこから現れたものは、見慣れた形とは明らかに違う──太く硬く、怒張した巨根だった。
その存在感に、思わず喉が鳴る。
「こんなに……大きいなんて……」
震える唇で先端を受け止めると、鉄のような熱が口内を満たす。
「うっ……そのまま……」
彼が喉奥まで押し込んでくる。息が詰まり、涙が滲む。けれど、抗えない。
舌先で根元を撫で、唇で締めつけると、彼の腰がわずかに震えた。
「んっ……んぐ……ぁ……」
自ら喉奥を犯されるたび、私の秘所もじゅくじゅくと濡れていく。羞恥と興奮が絡み合い、頭が白く染まっていった。
「もう我慢できない……」
その言葉と共に、私は仰向けに押し倒され、脚を大きく開かされた。
巨根がゆっくりと沈み込んでくる。膣壁が押し広げられ、奥の奥まで届く圧迫感に思わず叫ぶ。
「あぁっ……大きい……だめぇ……奥に当たって……」
腰を打ちつけられるたび、畳が軋み、私の身体は快楽に震え続ける。
正常位で目を合わせられ、私は羞恥に頬を染めながらも快楽に抗えず喘いだ。
やがて体位は変わる。四つん這いにされ、背後から突き上げられる。
「妹の隣で……こんな格好……いや、なのに……あぁっ！」
後背位の衝撃が子宮を直撃し、涙が頬を伝う。声を殺そうとしても、喉からは震える喘ぎが漏れ出す。
そして最後は、私が彼に跨る。
「自分で……動いて……」
促され、巨根を飲み込みながら腰を揺らす。胸が上下に揺れ、彼の視線が熱を帯びる。羞恥に耐えられず顔を背けるが、絶頂は容赦なく押し寄せる。
「だめっ……もう……っ、あぁぁ……！」
すべてを搾り取るように果てた後、私は彼の胸に崩れ落ちた。
静まり返った座敷に、彼女の寝息と私の荒い呼吸が重なっている。
快楽の余韻と共に、ふと胸に広がるのは虚無と罪悪感だった。
「……夢じゃ、ないのよね」
呟いた声は震え、けれど身体の奥にはまだ熱が残っていた。
【第3部】妹の寝息の横で──巨根に貫かれ果てる背徳の絶頂
障子の向こうから聞こえるのは、妹の静かな寝息。
それが、かえって私たちの肉体を狂わせる拍子木のように響いていた。
「まだ終わらせない」
彼の声が低く沈み、再び熱が私の奥へ突き刺さる。
一度果てたばかりの身体は敏感すぎて、入った瞬間から涙が滲む。
「んっ……あぁ……！ だめ……もう感じすぎて……」
声を殺そうとするのに、巨根が子宮の奥を叩くたび、喉から勝手に震える声が漏れる。
彼はその声を楽しむように動きを速め、布団の上で私の脚を大きく開いた。
正常位で貫かれながら、彼の唇が胸を吸い、舌が乳首を転がす。
「こんなに硬くして……欲しかったんだろう？」
挑発めいた囁きに、羞恥で頬が熱を帯びる。
体位は次々と変わっていった。
後ろから腰を掴まれ、獣のように突き上げられる後背位。
「いやぁ……妹が……隣に……いるのにっ……！」
畳を爪で引っかきながら、子宮を突き上げる衝撃に全身が震え続ける。
横抱きにされ、耳元に息を吹きかけられながら深く突き込まれる体位。
「お姉ちゃん……声、可愛い」
その言葉に羞恥が爆発し、しかし身体は裏切るように蜜を溢れさせていた。
そして、再び騎乗位。
私が自ら彼を受け入れ、腰を揺らす。
「んっ……んぁ……あぁぁ……」
胸を掴まれながら、巨根の根元まで飲み込むたび、意識が白く飛ぶ。
「もうすぐ……いくっ」
彼の荒い声が響いた瞬間、私の中の快楽も頂点を迎えた。
「だめぇ……！ また……またイッちゃ……あぁぁぁっ！」
背筋を弓のように反らし、絶頂の波に飲み込まれる。
膣奥で脈打つ巨根が熱を溢れさせ、全身が震え、視界が霞んでいく。
妹の寝息と、私の絶叫と、彼の吐息。
三つのリズムが重なり合い、夜はいつまでも終わらなかった。
最後に彼の胸に崩れ落ちたとき、私は声にならない吐息をもらした。
「……夢だったら、よかったのに」
罪悪感と快楽の余韻が同時に渦巻き、心も身体も空っぽになる。
だが、内側の奥底にはまだ熱が残っていた。
それは、背徳に堕ちた証──忘れることのできない夜の痕跡だった。
まとめ──背徳の夜に残された熱と虚無
温泉旅行は、ただの思い出になるはずだった。
妹と恋人と三人で、健やかに笑い合い、湯けむりに心を解かすだけの旅。
けれど現実は──湯上がりに紅潮した姉の胸元、母性と艶が溶け合った眼差しに、私は抗えなかった。
彼女の寝息のすぐ横で、幾度も巨根に貫かれ、羞恥と快楽に震え続けた夜。
それは理性を押し流し、背徳と快楽の果てに私のすべてを奪っていった。
「彼女のお姉ちゃんだから浮気じゃない」──その囁きにすがりながら、私は女としての本能に堕ちていったのだ。
翌朝、障子を開けた雪景色の白さが、なおさら罪を際立たせた。
心の奥には虚無が広がりながらも、身体にはまだ熱が残っている。
忘れたいと願うほど、あの夜の震えは鮮明に蘇る。
背徳と悦楽が交錯したあの瞬間。
私は二度と戻れない場所に立ってしまった──それでも、女としての身体は、あの熱を求め続けてしまうのだ。
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