騎乗位で壊れていく家出人妻、深夜2時の東屋で全てを赦した夜

【第1部】深夜二時、円山の風が撫でた白い素肌──「ノーブラの鼓動と、泣き濡れる女の脚線美」

──すすきのから家まで、歩いて帰るだけだった。 それだけの夜だったはずだった。

深夜二時。涼しい風が吹いていたが、街の熱気は肌にまだ張り付いていた。 千円札一枚もない。酔いもあって、まっすぐ歩ける道を選ぶ気力もなかった。 それで、円山公園を突っ切る道を選んだ──それだけのこと。

東屋の影に、女がいた。 白いTシャツ、そしてホットパンツ。脚が、長くて、白くて、濡れているように見えた。

最初は幽霊かと思った。冗談じゃなく。 この時間、この場所で、こんな格好で──しかも、泣いていた。

白いTシャツは風に貼りつき、乳首の輪郭が浮き出ていた。ノーブラだった。 脚を組んで座る姿に、視線を奪われた。 ホットパンツの隙間から覗く内腿が、街灯に濡れていた。

「……大丈夫ですか?」

言葉をかけながらも、警戒はしていた。けれど、その顔を見た瞬間、すべてが吹き飛んだ。

涙に濡れたままの睫毛。頬を伝う雫。涼しげで、品のある顔立ち。

「……旦那が、また手を上げて……」

声が震えていた。でも、強さもあった。

「寒くないですか」

自分でも驚くほど自然に、上着を脱いで彼女の肩にかけていた。 そのとき、初めて彼女が微笑んだ。

名前を訊くと、「沙月」と名乗った。 年齢は、42歳だという。 信じられなかった。 色気とか、そういうものではなかった。ただ、何かが滲んでいた。 湿度。揺らぎ。触れれば壊れそうな透明な火。

その夜の風は、夏なのに冷たくて──それが、彼女の肌を余計に艶やかに見せた。

ふと脚を組み直した彼女のホットパンツの奥に、私は確かに反応した。 湿り気を帯びた空気に、喉が鳴った。

そして、彼女もそれに気づいたようだった。 何も言わないまま、少しだけ、脚を開いた。

鼓動が聞こえる気がした。自分のものか、彼女のものかもわからなかった。

そこに、欲望の予兆があった。

【第2部】指、舌、濡れたまなざし──「壊れかけの女が、快楽で崩れていく夜」

彼女の身体に、手を伸ばした。 肩越しにTシャツをめくると、素肌が夜気にさらされて震えた。 乳首は、既に硬く尖っていた。

「触れていい……?」

訊いたのは礼儀じゃなく、彼女自身の選択を求めたかったから。 彼女は、無言で目を伏せ、小さくうなずいた。

その瞬間から、すべてが始まった。

唇で胸を包み、舌で尖端をなぞる。 彼女の指が私の後頭部に絡んだ。ゆっくりと髪を掴む。

息が、私の耳元で甘く震える。

「ずっと……我慢してたの」

それが何を指していたのか、言わなくてもわかった。 愛されること。抱かれること。濡れること。

ホットパンツを指でずらし、下着越しに中心をなぞる。 すでに湿っていた。布地が肌に貼りついていた。

「……お願い……舐めて……」

その言葉に、喉の奥が焼けた。

彼女の脚の間に顔をうずめ、舌を沈めた。

唇で吸い、舌先で奥の蜜を拾い上げるたび、彼女は震えた。 脚で私の肩を抱き、何度も腰を浮かせる。

「そこ、だめ、そんなにされたら……」

けれど、止める気配はなかった。

指を沈め、舌と連動させる。 彼女の中が、熱くて、柔らかくて、私を誘い込むようだった。

そして──私は、彼女の奥へと入った。

彼女は静かに脚を開き、目を閉じた。

濡れた音が、夜気に溶けて響いた。

何度もゆっくりと突き上げるたび、彼女の喉から声が漏れる。

胸を揉みしだきながら、口づけながら、彼女の中で自分が壊れていくのを感じた。

「壊して……わたしを……」

その一言に、腰が止まらなくなった。

【第3部】快楽のなかで壊れて、赦されて、まだ疼いている──「42歳、家出女の絶頂と再生」

私は、彼女の上で喘いでいた。 いや──正確には、彼女が私の上で、泣いていた。 快楽と赦しの入り混じった涙だった。

彼女は騎乗位で私を咥え込み、脚を大きく開き、腰を回していた。 唇を噛み、目を閉じ、時折私を見下ろして震える。

「……見ないで……でも、忘れないで……」

その矛盾に、私はどうしようもなく打たれていた。

両手で彼女の腰を支え、乳房を吸い上げるように舌を這わせた。 指で先端を挟み、口で包み、息を吹きかける。

そのたびに彼女の中が締まり、濡れが増すのがわかった。 彼女の爪が私の肩を這い、背中へと滑る。

「……あなたで、全部……」

その声が、震えていた。

何度も腰を打ちつけ、上下に揺れるたびに、絶頂の波が訪れる。 喉から漏れる甘い声が夜を満たしていく。

彼女は自分で動き、自分で私を求めていた。

自らの快楽を、自ら選んでいた。

「……もう、だめ……」

その言葉のあと、彼女は全身を震わせて果てた。 脚が崩れ、胸が私の上に沈む。

私は彼女を抱きしめ、濡れた髪に口づけた。

「ありがとう……わたし、生きててよかった」

その声を聞いたとき、彼女の存在が、私の中に永遠に刻まれた気がした。

止まらないなら、もう踏み込んで。

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