【第1部】孤独な新生活と予期せぬ訪問──作業服の青年に芽生えた欲望のざわめき
二十三歳の私は、高梨彩花。
専門学校を卒業し、ようやく掴んだ新しい暮らし。まだ段ボールが山積みの部屋は、私にとって自由の象徴であると同時に、孤独の始まりでもあった。
その日、ネット回線を繋ぐために二人の青年が訪れた。ヘルメットを外すと、汗に濡れた髪が額に張りつき、年齢は二十代後半に見える。作業服の隙間から覗く腕の筋肉に、なぜか目が奪われた。
「学生さん? それとも社会人?」
笑みを浮かべながら問いかけられ、私は「社会人です」と答える。
「じゃあ、彼氏とかいるの?」
軽い調子なのに、眼差しは鋭くて、心臓が跳ねた。
部品が足りないと告げ、一人が外へ。残されたのは私と、無言のまま手際よく作業を進めるもう一人。沈黙が流れ、私はカップの水を差し出した。指先が触れた瞬間、視線が交わる。
胸の奥で何かがざわついた。孤独と、欲望と、好奇心と──そのすべてが、狭い部屋の中で膨張していくのを感じていた。
【第2部】舌先に暴かれる秘め事──マッサージ機と濡れた音の交響
「彼氏、本当にいないの?」
再び問われ、私は小さく首を振った。嘘だった。けれど、その嘘が彼を誘うのだと、どこかで理解していた。
ベッドの端に腰かけると、彼はゆっくりと隣に座り、手を伸ばす。服越しに胸を包まれ、思わず肩をすくめた。
「やめ…」と言葉を紡ぐより早く、唇が塞がれる。
舌が侵入し、絡まり、逃げ場を失う。
その時、彼の手がベッドの下から小さな機械を拾い上げた。
「これ、何?」
それは百円ショップで買ったマッサージ機。私は言葉を失う。
「まさか、これで?」
図星だった。彼氏と会えない夜、こっそり使っていた。
「違う、肩こりが…」と反論しても、彼は笑い、私のスカートの奥へと指を差し入れる。
「ほら、濡れてる。ここに当ててたんだろ?」
そして──唇が下腹部を辿り、ショーツをずらすと、熱い舌が触れた。
「やっ…だめ…」
舌先が花弁をなぞり、柔らかな粘膜を吸い上げる。
濡れた音が部屋に響き、私の声が重なる。
「ん…あっ……やぁ……」
舌が旋律を奏でるように動き、吸い、舐め、時に細かく震えた。
乳首を舌で愛でられた時よりも深く、魂を震わす快感。
私は両手でシーツを握り、声を押し殺そうとするが、喉の奥から零れてしまう。
「ここ、弱いんだね」
低い囁きと同時に、舌が敏感な突起を捕らえる。吸い上げられた瞬間、視界が白く弾けた。
理性が溶け落ち、快楽だけが私を支配する。
【第3部】暗闇に照らされた身体──三人の舌と手に溺れる絶頂
チャイムが鳴った。戻ってきたのは、先ほど外に出ていた青年、そしてもう一人。
私はすでに半裸のまま、ベッドに押し倒されていた。
「おまえら、何やってんだよ?」
驚きと興奮の混じる声。そのまま彼らも加わった。
電気が消され、遮光カーテンの部屋は真っ暗に沈む。だが作業用の強いライトが灯され、私の身体だけが舞台の中央に置かれたように晒される。
三人の舌と指が私を取り囲み、胸、内腿、秘部──同時に責め立てられる。
「やぁ…だめ、もう……」
それでも腰は逃げず、むしろ求めるように揺れていた。
一人が唇を塞ぎ、もう一人の舌が下腹を貪る。
「もっと感じていいんだよ」
甘い囁きに、私は頷くしかなかった。
舌と舌と指。三つの熱が重なり合い、私は何度も果てた。
ライトの眩しさと、闇に溶ける喘ぎ声。
羞恥と快楽が溶け合い、私はついに声を上げてしまった。
「お願い……入れて……」
その言葉をきっかけに、私は深く貫かれ、絶頂の波に呑まれた。
舌が奥を舐め、乳首を吸われ、腰を打ちつけられ──身体も心も完全に開かれていった。
まとめ──濡れた秘密と終わらない予兆
あの日、私はただ引越しをしただけのはずだった。
けれど、工事スタッフたちとの出会いが、私を知らない私へと変えた。
舌に暴かれ、濡れる自分を知り、三人に翻弄されて快楽に溺れる。
羞恥と快感は表裏一体で、抗えない渦の中で私は声をあげた。
そして今も思い出す。
あの熱、あの舌、あの光景。
──次に彼らが訪れる日、私は拒むのか、それともまた求めてしまうのか。



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