ミニバスケットボール少年団の合宿で揺れる心—人妻が迷い込んだ禁断の夜 その1

ミニバスの合宿で交差する視線

ミニバスケットボール少年団の合宿は、活気に満ちていた。子どもたちは疲れも見せずに駆け回り、大人たちはその世話に追われながらも楽しそうだった。

私は麻美、38歳。息子のサポートをするために、保護者のひとりとしてこの合宿に参加していた。子どもたちが眠った後、私たちは数人の保護者と共に、ささやかな宴を楽しんでいた。

その中に、涼介がいた。

彼は30歳。息子の友人の父親であり、夫の部下でもある。職場では冷静で的確な仕事ぶりが評価されていると夫から聞いていたが、こうして合宿で接するうちに、彼の柔らかさや、父親としての一面を新たに知るようになった。

「今日は、お疲れさまでした。」

彼がグラスを持ち上げ、私に微笑む。その笑顔に、どこか少年のような無邪気さを感じ、胸がざわめいた。


静かな夜、二人きりの時間

夜も更け、宴が終わると、みんなが眠りについた。静寂が訪れた合宿所で、私はひとりで外に出た。

夜空には無数の星が輝いていた。

「こんなに星が綺麗だなんて……。」

自然と口に出た言葉に、自分が少し寂しさを感じていることを悟る。

「眠れないんですか?」

後ろから声がした。

振り向くと、そこにいたのは涼介だった。

「あなたも?」

「はい。少し風に当たりたくて。」

彼は私の隣に腰を下ろし、夜空を見上げた。静寂の中、二人の呼吸だけが響く。

「麻美さん、普段、こんなに静かな時間を過ごすことってありますか?」

「……ないですね。家では家族がいて、誰かのために時間を使ってばかり。」

「……そうですよね。」

彼の言葉に、不思議と共感を覚えた。


距離が縮まる瞬間

「星、綺麗ですね。」

「ええ……。」

ふいに、涼介の視線を感じた。

「麻美さん……。」

彼の低く甘い声が、夜の静寂に響く。

「こんなこと、考えてはいけないのに……。」

彼の指がそっと私の手に触れた。

「でも、考えてしまう。」

心臓が大きく跳ねる。彼の手の温もりが、夜の冷たい空気の中で際立って感じられた。

「私も……。」

目を伏せながら、私は自分の感情に正直になり始めていた。


月の下で交わる視線

「麻美さん……。」

彼の声が震え、手が私の頬をそっと包み込んだ。

「いけないことだってわかっているのに……。」

「でも……こんなにも心が動くなんて……。」

ふとした瞬間、彼の唇が私の唇に触れた。

淡いキスの中に、抑えきれない感情が詰まっていた。


解き放たれる情熱

「麻美さん……。」

涼介の囁きが、耳元で甘く震えるたびに、私の心は痺れていく。

「こんな気持ち、久しぶり……。」

彼の指が私の背をなぞる。滑らかな動きが、まるで私の心を確かめるようだった。月明かりが差し込む部屋の中で、その手が私の髪をすくい、優しく頬に触れる。

「もっと……感じて。」

彼の言葉に導かれるように、私は彼に身を預けた。涼介がそっと腰を支え、柔らかくも確かな力で私を引き寄せる。その仕草には、抑えきれない情熱と、私への深い敬意が込められているようだった。

私は彼の胸に手をつき、自分の動きで彼を感じ始める。彼の瞳は夜の闇に輝き、まるで星空のように私を見つめていた。息が交わるたびに、互いの心がさらに深く繋がっていくのを感じた。

「麻美さん……あなたは、本当に美しい……。」

その囁きに、私の中の不安や戸惑いが一つずつ溶けていく。私は彼の反応に応えるように、少しずつ動きを変え、彼を感じることで自分を解放していく。

「涼介……もっと……もっと深く……。」

月光が照らす中、彼と私の影がゆっくりと揺れ、時間が止まったかのような静寂が広がった。押し寄せる快感が私たちを包み込み、何もかもがその一瞬に凝縮される。

「麻美……一緒に……。」

「ええ……涼介……ああ……っ……!」

その瞬間、私たちは互いのすべてを受け入れ、全身が甘い波に溺れるように痺れていった。静かな合宿所の中で、彼の腕の中に抱かれながら、私は確かに自分が女であることを思い出していた。

—触れられるたびに、私は確かに女になっていく。

「麻美さん……。」

涼介の囁きが、耳元で甘く震えるたびに、私の心は痺れていく。

「こんな気持ち、久しぶり……。」

彼の指が私の背をなぞる。ゆっくりとした動きが、まるで私の心を確かめるようだった。

「もっと……感じて。」

私は彼に包み込まれるように身を預ける。静かな合宿所の夜、二人の熱だけが静かに漂っていた。

涼介が私の腰にそっと手を添え、私を導くように身を支える。その仕草は優しさに満ち、同時に抑えきれない情熱が感じられた。

私は彼の上に静かに身を置き、自分の動きが彼に与える反応を感じ取る。彼の瞳は夜の闇に輝き、息が交わるたびに二人の距離がさらに縮まっていく。

「麻美さん……あなたは、本当に美しい……。」

彼の囁きが胸の奥深くに響き、私はますます彼の存在に溺れていく。

「涼介……もっと……もっと深く……。」

私は自らのリズムで彼を感じ、波のように押し寄せる快感が二人を包み込む。月明かりが差し込む合宿所の静けさの中、二人の影がゆっくりと揺れる。

涼介が私の名前を呼びながら、さらに深く私を求める。私たちは互いにすべてを預け合い、その瞬間、時間が止まったかのような感覚に包まれた。

「麻美……一緒に……。」

「ええ……涼介……ああ……っ……!」

波が頂点に達し、全身が甘く震える波紋の中に沈んでいく感覚に包まれる。まるで星々が流れ落ちる夜空のように、心も体もその瞬間に溶け込むようだった。彼の腕の中で果てた私は、確かにひとりの女としての存在を、深く鮮明に実感していた。

—触れられるたびに、私は確かに女になっていく。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました