教師という職業に、恋も性もないと、どこかで思い込んでいた。
とくに私はもう48歳。生活は静かに整っていて、教壇に立てば「ベテランの女教師」としてそれなりの敬意も受けていた。
けれど──彼が赴任してきた春、私はほんの数秒で、「女」に戻された。
西村圭吾。23歳の新任体育教師。 短めの髪に日焼けした肌、引き締まった身体。 けれど本当に私を惑わせたのは、汗のにじんだTシャツのまま教官室に戻ってきた彼が、 タオルを肩にかけながら言った、あの何気ない一言だった。
「先生、今日……シャワー、まだですか?」
私は笑ってごまかした。 でも、そのときすでに、私のなかでは何かが始まっていた。
最初は、ほんのささいなすれ違い。 私が体育教官室の鍵を締め忘れて、彼が先に入っていたり、 着替えようと扉を開けたら、彼がシャワーを終えたばかりの濡れた髪で立っていたり。
何もなかった。 何もなかったはずだった。
でもその日、彼がドアを閉め、鍵をかけたとき、空気が変わった。
「……郁美先生」
名前を呼ばれた瞬間、背筋がぞくりとした。 職員室では絶対に名字で呼ばれる。 けれど彼は、その日から私を「郁美先生」と呼んだ。
「何か用?」
「先生、ずっと我慢してたんです。俺、先生がストレッチしてるときの背中とか、汗の匂いとか……」
彼の言葉が、鼓膜ではなく、もっと深い場所に落ちてくる。
「……先生って、本当に色っぽいです」
私は制服のまま立ち尽くしていた。 首元に感じる彼の吐息。
「何、言って……」
「黙ってもらっていいですか」
そう言って彼が触れたのは、私の手首だった。 その手が、熱い。若さの熱、欲望の熱。
ゆっくりと背後から抱きすくめられたとき、 制服のシャツの布越しに、背中に感じた彼の体温が、私の膝を震わせた。
「……いや……っ」
「嫌じゃないですよね」
その囁きが耳にかかると、私は目を閉じていた。
スカートの裾が、彼の指でそっと持ち上げられる。 体育館の床で擦れて少しほつれた制服のスカート。 そのまま、ショーツの上から彼の手が這う。
汗と空気と、静寂だけが満ちている教官室。 窓の外では部活の声がかすかに響いていた。
「先生、濡れてますね……ここ」
布越しに触れられた場所から、じわっと熱が広がっていく。
(だめ、こんなの、絶対に……)
でも、身体は抗えなかった。 彼の指がショーツの中へ、迷いなく差し込まれたとき、 私は小さく震えながら、彼の肩にすがっていた。
「どうして……年下のあなたに……」
「年齢なんて関係ないです。郁美先生は、俺の憧れでした」
そのままベンチに押し倒され、制服のまま、私は彼にほどかれていった。
時間が止まったようだった。
スカートを腰までまくられ、ブラウスのボタンがひとつ、またひとつ外される。 彼の手は優しくも熱く、指先が触れるたびに、忘れていた感覚がよみがえる。
ブラジャーのレース越しに、彼の唇が私の胸をなぞる。 吐息がかすかに震え、唇が乳房の頂に触れた瞬間、私の背筋が跳ねた。 舌先が執拗に円を描くたび、熱が下腹にたまり、脚がわずかに震え始める。
「先生……この柔らかさ……全部、俺のものにしたい……」
私は彼の頭を抱き寄せながら、自らの指で彼の背をなぞり、太ももを絡めた。 自分の身体の奥が、今まさに彼を迎え入れる準備を整えているのがわかった。
彼が私の中に入った瞬間、息が止まりそうになった。 けれどその圧と温かさを味わうように、私は腰をゆっくりと動かし始めた。
「俺……だめだ……先生、感じすぎて……」
私は彼の額に口づけしながら、彼の耳元に囁く。
「まだ、終わらせないわ。今度は、私があなたを壊す番」
そして彼の身体をゆっくりと押し倒し、胸元、腹部、腰骨と、舌で辿るように愛撫した。
太ももの内側に唇を落とし、彼の息遣いが熱を帯びていくのを感じる。 舌先で秘められた場所をなぞりながら、唇で包み込む。
「郁美先生……もう……っ、俺……っ」
彼の声が高く震えるたびに、私は深く、緩やかに、そして確実に彼を貫いていった。 彼の手がベンチの縁を掴み、私は彼の弱さすら愛おしく思った。
全身を舐め尽くすように味わいながら、私は彼を完全に抱いた。 快楽と羞恥のすべてを、その若い肉体に刻みつけていく。
制服のまま、年下の彼に乱され、そして私が乱した。
背徳と悦びが交錯する放課後、 体育教官室の鍵は静かに、私たちの秘密を閉ざしたままだった。
それからも、私たちは“何でもない顔”で職員室に並んで座っている。
けれど放課後、鍵のかかる体育教官室で、 私は“誰にも見せない顔”で、彼にすべてをほどき、 時に私が彼を乱していく。
──終わらない春の午後。制服の襞に残る体温が、まだ消えない。
この体験談で興奮したら必見!!



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