【第1部】博多のオフィスで十九歳を迎えた僕──十歳上の人妻が差し出した誘惑
僕の名前は 直哉(なおや)。十九歳。
福岡・博多の小さな商社に就職して三か月。電話の声もまだ震えがちで、背広も体に馴染んでいない。そんな僕の隣の席に座るのが、臨時職員の 恵(めぐみ)さん──二十九歳、人妻。
昼休み、彼女がふと僕を見て、小声で言った。
「なおやくん、ちょっと来んね」
誘われるままについていったのは、ビルの屋上。湿った潮風が吹き抜ける。恵さんは紙袋を差し出しながら、少し照れたように笑った。
「誕生日やろ?おめでとう」
袋の中には黒革の財布。僕は思わず声を上げた。
「えっ…こんなん、ありがとうございます!」
受け取ると、彼女はいたずらっぽい目をして囁いた。
「ほんとはね、キスぐらいしてくれる思うたとよ」
僕は言葉を失い、ただ笑ってごまかすしかなかった。だが胸の奥には、なにか熱いものが芽生えていた。
机に戻ってからも、彼女の視線が気になって仕方ない。僕は勇気を振り絞り、合図を送った。
再び屋上へ。踊り場のドアを閉めると同時に、僕は彼女を抱きしめていた。唇が重なり、舌が絡む。十九歳の僕は震えながらも、彼女の真似をして必死に舌を動かす。
「んっ…なおやくん、はじめてとは思えんよ…」
硬直した下半身は彼女の腹に押し付けられ、止められない衝動が走る。指先が彼女のスカートの奥へ迷い込むと、熱く濡れた感触が指を包んだ。
「……ばり濡れとるやん」
彼女の吐息混じりの囁きに、僕の心臓は破裂しそうだった。
【第2部】博多の夜、雨に濡れた人妻が僕の部屋でほどけた瞬間
一週間後の夕方。机の上に小さなメモが滑り込んできた。
「なおやくん、このあいだはごめんね。帰り、コーヒーでも飲まん?」
胸がざわついた。仕事終わり、二人で博多の街を車で流しながら喫茶店へ。
だが会話は学生時代の思い出ばかりで、あの日の屋上の出来事には触れない。別れ際、外は土砂降りの雨に変わっていた。
「洗濯物がやばかけん、ちょっと寄ってっていい?」
そう言って僕は一人暮らしのマンションへ急いだ。彼女も自然に後をついてきた。
部屋に入ると、彼女はずぶ濡れの僕を見て笑った。
「なおやくん、全身びっしょりやん。風邪ひくばい」
僕がシャワーを浴び、着替えて戻ると、彼女は台所に立ち、濡れた洗濯物を片付け、食器まで洗ってくれていた。まるで僕の生活に溶け込んでいるような姿。それが妙に切なく、眩しく見えた。
「ありがとう。今度お昼ご飯でもご馳走するけん」
そう声をかけた瞬間、彼女の目から大粒の涙がこぼれた。
「どうしたと?」と尋ねる間もなく、僕は無意識に彼女を抱き寄せ、唇を重ねていた。
「なおやくん…ほんまに、これでよかと?」
震える声。僕が首を縦に振ると、彼女はかすかに笑みを浮かべ、ゆっくりと僕のシャツのボタンを外していった。
ブラウス越しに触れた胸は驚くほど柔らかく、掌に吸いつくようだった。
「はじめてやろ?…フフ、かわいかね」
彼女は挑発するように僕の耳を噛み、ズボンの中の昂ぶりをそっと解き放つ。
熱く硬直したものを舌で包み込まれた瞬間、僕は息を呑んだ。
「う、うわっ…なんこれ…!」
「ふふっ…なおやくんの味、ばり好きかも」
舌が先端をなぞるたび、背筋が痺れ、腰が震える。あっけなく果てた僕を、彼女は濡れたタオルで優しく拭きながら微笑んだ。
「すごかねぇ…まだ若いけん、すぐ元気になるっちゃろ?」
その言葉に身体がまた反応し、彼女の下着に指を差し入れると、そこは驚くほど濡れていた。
「…触っただけで、こんなに。なおやくんのせいやん」
濡れそぼる秘め事を指が探るたび、彼女の身体は甘く震え、博多弁の吐息が零れる。
「あぁ…だめ…そげんしたら…もぉ、我慢できん…」
彼女は僕を押し倒し、腰を落として自ら僕を受け入れた。
「入っとる…なおやくんの、全部…」
熱が絡み合い、部屋の中に雨音と彼女の声が溶け合った。
「んんっ…あぁ…なおや…もっと突いてぇ…」
はじめて聴く女の本物の声。その響きに僕の頭は真っ白になっていった。
【第3部】博多の夜、人妻の喘ぎが十九歳の僕を大人にした瞬間
恵さんは僕の上で、濡れそぼる身体をうねらせながら腰を揺らす。
「んっ…あぁ…なおやくんの…ばり奥まで当たっとる…」
僕は夢中で彼女の胸を両手で揉みしだいた。布越しに知っていた柔らかさとはまるで違う、生の温もりと弾力。彼女の乳首が硬く尖り、僕の指先に絡みつく。
「もっと…つまんで…そう、たまらん…あぁっ」
十九歳の僕は必死に彼女に応えようと、腰を突き上げる。
彼女は自分から上下に揺れながら、僕の耳に濡れた吐息を注ぎ込む。
「なおやくん、うまかよ…はじめてとは思えん…」
やがて彼女は体位を変え、僕を背後から受け入れた。
背中越しに感じる白い肌の熱。腰を打ち込むたび、肉と肉が濡れた音を立てる。
「んっ…あぁぁ…そげん突いたら…声、我慢できんけん…」
雨音をかき消すように、彼女の博多弁の喘ぎが部屋に満ちていく。
「もっと…もっとちょうだい…なおやぁ…」
その声が僕を完全に突き動かし、十九歳の身体は限界を超えて走り抜けた。
「うあっ…!」
「いっしょに…いくっ…あぁぁぁ!」
互いの絶頂が重なった瞬間、彼女の爪が僕の腕に食い込み、全身が痙攣するように震えた。
静けさが戻ると、雨はまだ窓を叩いていた。汗と涙と雨音が混ざり合う部屋で、恵さんは僕の頬を撫でながら囁いた。
「なおやくん…今日からもう、子どもやなかよ。あたしが、大人にしとうけん」
僕はただ、荒い息を吐きながら、その言葉の重みを胸の奥で反芻していた。十九歳の夜、僕は確かに大人へと変わってしまったのだ。
まとめ──十九歳の僕を濡らした人妻の記憶
博多の雨の夜、十歳上の人妻に抱かれた十九歳の僕は、初めて「性の真実」を知った。
屋上での口づけ、部屋に響いた博多弁の喘ぎ声、そして背中越しに震える温もり──そのすべてが、今も鮮烈に身体に刻まれている。
あの夜、人妻の涙と吐息が、僕を少年から男へと変えた。
そして今もなお、その記憶は熱を帯びて蘇り、僕の欲望を何度も濡らし続けている。



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