人妻課長と大学生バイト|触れない熱に溺れた夜

【第1幕】熱を運ぶ腕、沈黙を濡らす距離──展示ブースの彼と私

男の子に見られていると気づいたのは、喉の奥が少し熱を持ち始めた瞬間だった。

冷房が利きすぎたイベント会場。
私のヒールが鳴るたび、まだ養生中の床にかすかな緊張が走る。
展示会前日の設営──それは毎年、男性でも音を上げるほどの重労働で、
新人でありながら部下を抱える私にとっては、現場の空気を一瞬で掴む力が求められた。

白いシャツに膝上までのタイトスカート。
髪は一筋も乱さずまとめ上げて、
視線は常に“指揮者”のそれとして、鋭く、冷静に。

その日も私は、“女”ではなく“課長”としてそこに立っていた。
──はずだった。

「課長、それ……持ちましょうか」

声をかけてきたのは、黒く焼けた腕をロールアップの袖から覗かせた大学生アルバイトの彼。
名前はまだ咄嗟に出てこなかったが、ここ数日、やたらと近くにいる印象の男の子だった。

「これくらい、持てるわよ」

そう答えた私の声が、少しだけ乾いていたのは、
──まさか彼の指先が、私の手の甲に“かすったから”なんて、言えるわけがない。

彼の肌は熱を持っていた。
その熱が、私の掌の皮膚の下にじわじわと染み込み、
まるで忘れていた性感の回路をひとつずつ点灯させていくような感覚。

“人妻の課長”である私に、彼が特別な視線を向けていることには、うすうす気づいていた。
真面目で礼儀正しい。けれど、時々、静かに、獣のような目をする。

部下にもアルバイトにも私は厳しい。
それは、組織で“女”として舐められたくないから。
媚びない清楚さをまとい、凛とした声で現場を回すことで、私は自分を保ってきた。

だが──
彼だけが、私の“隙”を見ていた。
後輩に囲まれて眉をひそめるとき、書類の数字を確認するとき、
たまに乱れる息の速さや、頬にかかる前髪を気にする仕草まで、彼は見ていた。

「課長って、めちゃくちゃスタイルいいですよね。後ろから見てると、ちょっとドキドキします」

何気ない雑談のふりをした言葉が、耳の奥で跳ねる。
──わかってる、仕事中。
でもその瞬間、私は“課長”ではなく、ひとりの女として、濡れはじめていた。

「手、真っ赤じゃないですか。俺が代わりますよ」

彼が私の両手を包むようにして工具を受け取ったとき、
私の中で何かが決壊した気がした。


設営を終えた帰り際、私は彼を呼び止めていた。

「今日、すごく助かった。お礼に……ご飯でも、どう?」

彼の目が一瞬、きらめいた。
まるで、私が“落ちる”瞬間を知っていたかのような目をしていた。

【第2幕】濡れた記憶に、舌で触れられる夜──抑えきれない年下の衝動

赤ワインを一口、喉に流し込んだ瞬間、彼の視線が私の喉仏を追っていた。

夕食に選んだのは、落ち着いた照明の肉料理専門店。
革張りのボックス席で、背中を包むようなクッションの柔らかさが、
まるで誰かに抱かれているみたいに、私の背筋の意識を溶かしていった。

彼は目の前で笑っている。
けれどその目だけが、笑っていない。
さっきからずっと、私の口元、指先、脚、胸元、そして喉──視線が這っていた。

「彼氏さんって、どんな人なんですか?」

そう訊かれて、私はほんの少しだけ沈黙した。
正直に言えば、今の彼との関係には冷えた皺がある。
触れられることに怯えるほどの恐怖ではないけれど、
“触れられても濡れない”ことに、私はもう何年も前から気づいていた。

「強引な人、かな。優しいときもあるけど……私の気持ちを、聞いてくれる人じゃないかも」

彼はグラスの縁を指先でなぞっていた。
その仕草が妙に艶めかしくて、私は飲みかけのワインを、またひと口だけ口に含んだ。

「△△さんって、彼に……ちゃんと愛されてますか?」

突然の問いだった。
でもその言葉の奥には、男の子の素直すぎる切実さと、どうしようもない衝動が見えていた。

「俺……ほんとは最初のときから、△△さんのこと、ずっと見てたんです。
パンツスーツで現場仕切ってる姿とか、誰にも媚びない目とか、もう……惚れてました」

口が渇く。
だけど、ワインをもう飲む気にはなれなかった。
たった今、彼の声に、内側が濡れていく音が聞こえた気がした。

「俺……まだ経験なくて。誰とも。
でも……どうせなら、ずっと憧れてた人に、教えてもらえたらって、思っちゃって」

その目は真剣だった。
歪みも、冗談も、下心の安さも、どこにもなかった。

言葉を返せなかった。
返す理性が、もう熱に溶かされかけていた。

ホテルに入ったとき、彼は少し震えていた。
鍵を差し込む手の甲に、まだ外の夜気の冷たさが残っていて、
それが逆に、妙に生々しかった。

「俺……こんなとこ、初めてで……」

「私も、こういうことするの、初めて」

嘘ではなかった。
“自分から誘ったのは”──たしかに、初めてだった。

「シャワー、先に浴びてきて」

「いなくなったり……しませんよね?」

「……しない」

そんな不安げな顔をされたら、
私の方こそ、ベッドの上で逃げ出したくなってしまうじゃない──

でも、逃げなかった。
逃げたくなかった。

「……明かり、落としますね」

天井のスポットがフェードアウトして、間接照明が肌の起伏を柔らかく照らす。
私の肌は、見られるためにあるものじゃない。
なのに今夜だけは、彼の目に焼きつけられることが、なぜか悦びだった。

「……触ってもいいですか?」

その問いかけの熱が、空気を這って、私の首筋に触れた気がした。

「ゆっくり、ね」

指先が私の脚に触れる。
ゆっくり、じっくり、音が出ないように、
でも鼓膜の内側で“湿った音”が響いていた。

「……こんな柔らかいんですね。脚も、お尻も、腰も……全部、柔らかくて……」

感じていると悟られるのが怖くて、でも隠しきれなくて、
シーツを爪で握りながら、息だけで返事をした。

「口でも……してみてもいいですか……?」

私は頷いた。

「ゆっくり、ね……上からじゃなくて、下から、そっと」

「こう……ですか……? 舌、動かした方がいいですか……?」

声が震えていたのは、きっと彼のほう。
でも、内側で震えていたのは、私の方だった。

舌が花びらに触れた瞬間──
私はもう、何度か浅くイってしまっていたのかもしれない。

唇で、舌で、彼は探っていた。
“女”を、“私”を、“快楽の中枢”を。
その真剣さが、息が詰まるほど可愛くて、苦しかった。

「だめ……そんなふうにされたら……私……もう、……んっ……ッ……」

彼の舌で私はほどけ、
彼の吐息で私は濡れ、
彼の声で私は“女”に戻されていった。

指ひとつ、舌ひと撫でで、崩れていく私がいた。

【第3幕】壊れて、満たされて、まだ足りない──人妻が堕ちる夜の残響

「……まだ入れてないのに、俺……もうヤバいっス……」

彼の声が、喉の奥で詰まっていた。
息と一緒に、躊躇と渇望が絡まって、
それは私の背中に降る微熱のようだった。

「大丈夫……ゆっくり、ね」

私は彼の肩を押して仰向けにさせ、
自分の太腿でまたがった。

「こうやって……自分で、導くの。怖くないように……」

指でそっと導いて、先端だけ、内側に触れさせた。
その瞬間──
体の奥が、熱で膨張したように感じた。

「……すごい、硬い……」

入っていくのがわかる。
ゆっくり、ゆっくり──
それでも、押し広げられる感覚は、圧倒的に“彼の形”だった。

「ん……っ……まだ、動かないで……」

彼の体が震えていた。
でも、それ以上に震えていたのは、私の方。
受け入れながら、自分が濡れていくのがわかる。
ずっと奥の、言葉では説明できない場所が、
彼を“欲しい”と反応してしまっている。

「課長……いや、△△さん……すごく気持ちいい……こんなに、温かくて……」

腰をほんの少しだけ揺らすと、
彼の目が潤み、喉が震えた。

私はその顔を見ながら、
自分がどれほど溶けていっているかを知った。

「男の人って……中で感じるの?」

「わかんない……でも、今、俺……全部が溶けそう……」

私は彼の胸に手をつき、前傾になった。
角度が少し変わるだけで、奥が深く満たされる。

「ん……んっ……あ、……そこ……ッ……」

声が漏れる。
理性が溶けていく音がする。
私の内側に、熱と波が交互に押し寄せて、
快感の合間に“なぜ泣きそうなのか”わからなくなっていた。

「今度は、私を抱いて……あなたの好きなふうにして」

正常位に体勢を変えるとき、
彼の手が私の腰を迷いながらも抱いた。

「枕、使ってみて……お尻の下に」

「……はい」

そのひとことだけで、私は彼の成長を感じた。
ほんの少し前まで、“触れていいか”すら訊いてきた彼が、
今は、私を気持ちよくするための位置を覚え始めている。

「ゆっくり、ね……下から……そう……」

突き上げるたび、私の奥が泡立つように脈打つ。
呼吸が、乱れて、言葉にならなくなる。
でも、彼の目だけは、ちゃんと私を見ていた。

「……もっとイカせたい……△△さんが、イッてるとこ……何度でも見たい」

私は泣きそうになりながら、
彼の首に腕を回し、耳元で囁いた。

「こんなに何度も……イカされたの、初めて……」

シーツの湿度が肌に貼りついて、
腰がもう持ち上がらないほど疲れていたのに、
それでも私の奥は、まだ彼を欲しがっていた。

乳首を吸われながら、
クリを撫でられながら、
下からゆっくりと突き上げられながら──

私という“女”の奥の奥が、何層にも剥かれて、
 一番濡れやすくて、一番触れられたくなかった場所に、
 彼の衝動がじわじわと染み込んでいった。

「……あっ……また……イキそう……お願い……このまま、止めないで……」

彼の名を、私は呼ばなかった。
だけど、喉の奥で何度も、彼の形を感じていた。

終わったあと、
私は仰向けのまま、声が出せなかった。

脚の間に滲む熱と、
濡れた太腿の間に残る痺れと、
静かな部屋に響く、彼の息遣いだけが
「まだ終わっていない」と私に告げていた。

最後のひと突きのように、
私は小さくつぶやいた。

「……ねぇ、どうして、こんなに溺れたのかな……」

そして今もまだ、私のどこかで、あの夜の熱が生きている。

すでに感じてしまったなら…次は“本物”を。

都内のオフィス街で真面目に働く大人な女性。
上司にも好かれ、部下の教育にも力を入れるしっかり者。
そんな彼女には一つだけ弱点があった。
セフレの、ドSの、あの男のチ●ポには逆らえないということ…
「ガシマンされても乳首ギュ~つねりされても喜んでやがる笑」



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