【第1部】大学一年生にして初めて知った夜の孤独と渇き
私の名前は美月。十八歳で大学に入学したばかりの春、サークル合宿で訪れた山間のユースホステルは、古びてはいるが木の温もりを纏い、どこか懐かしい空気を漂わせていた。
昼間は先輩や仲間と賑やかにハイキングを楽しみ、汗をかいた身体を浴場で流すと、夜は広間に並べられたテーブルで宴会が始まった。
地酒を振る舞う先輩にすすめられるまま盃を重ね、舌に残る苦みと喉に広がる熱さに、私は少し大人びた気分で頬を染めていた。
だが──酔いが回るにつれて、笑い声の渦の中に取り残されるような孤独を感じ始めた。輪の中心に入れない私の心は、じっとりと渇いていた。
「……少し、外に出てくるね」
そう囁き、誰に気づかれることもなく部屋を抜け出す。
夜風は昼の熱を洗い流すように清らかで、庭先のベンチは月明かりを浴びて銀色に染まっていた。私はそこに腰を下ろし、空を仰いだ。
酔いの火照りと夜風の冷たさが交錯し、瞼が重くなる。気づけば私は、浅い夢の底に沈んでいた。
その眠りは決して安らぎではなく、なぜか胸の奥にざわめきを孕んだままだった。──何かが起こる予感を抱えたまま。
【第2部】夜影の訪問者──酔いと夢の境界で開かれる秘密
どれほど時間が過ぎたのか分からない。
頬に触れた指先の感覚で、私は半ば夢の中で目を覚ました。
視界に映ったのは三人の影。大学生らしき青年たちで、同じ宿に滞在していたらしい。
「……眠ってる?」
「起きてないよ、たぶん……」
彼らの囁きは、耳の奥に直接溶け込むようだった。
浴衣の合わせがそっと緩められ、夜気が胸元に入り込む。ひやりとした空気に乳首が反応し、その直後に温かな掌が重なった。
「ん……」
抑えた声が漏れる。夢の中を演じようとしながらも、身体の方が裏切るように震えていた。
一人は私の唇を覆い、舌先が隙間を探る。
もう一人は乳首を口に含み、吸い上げるたびに電流のような快感が背を走る。
さらにもう一人は太腿を押し広げ、顔を沈めるようにして秘所を舐めた。
「ここ……どこ……?」
譫言めいた声を絞り出すと、彼らは小さく笑い「夢の中だよ」と返す。
私は酔いの仮面をまとい、抵抗しない。──いや、できない。
快感の奔流に呑まれ、濡れ始めた身体は、もはや彼らの愛撫を受け入れるしかなかった。
「んっ……あぁ……そこ……だめ……」
声を抑えようと唇を噛んでも、震える吐息は夜に溶けていった。
【第3部】幾度もの絶頂と朝の微笑み──秘密は終わらない
青年たちは交代しながら私の身体を弄び続けた。
指先が蜜を探り、舌が膨らみを刺激し、唇が乳首を吸い上げる。
「やぁ……あぁっ……だめ、もっと……」
言葉は拒絶なのに、声は甘く濡れ、腰は勝手に跳ね上がる。
快感は一度きりではなかった。波が押し寄せては引き、再び大きなうねりとなって押し寄せる。
「……っ、あぁ……もう……だめぇ……!」
抑えきれずに弓なりになった身体は、何度も果てるたびに緩み、また新しい愛撫に震えた。
星空の下、私は幾度も絶頂を繰り返し、意識は甘い痺れに溶けていった。
やがて彼らは満ち足りた表情を浮かべ、静かにその場を離れた。
残された私は、腰が抜けたようにベンチに崩れ落ち、しばらく動けなかった。
──それでも、確かに幸福に似た余韻が身体の奥で脈打っていた。
翌朝。食堂のテーブルに座ると、隣にあの三人がいた。
何食わぬ顔で先輩たちと談笑する私を、彼らはときおり盗み見ては小さく微笑む。
「知らないふりをしてるの、わかってるんだろうな……」
胸の奥で呟く。秘密を共有する視線が、私の心拍を速める。
その鼓動は、時を経てもなお鮮やかに蘇る。
まとめ──大学一年生が刻まれた“濡れの記憶”
十八歳の春、大学一年生の私は、初めて背徳と快感が重なり合う一夜を体験した。
酔いと夢の境界で、三人の青年たちに弄ばれ、繰り返す絶頂に沈んだ私は、抵抗ではなく受容を選んでしまった。
それは一度限りの出来事だった。
けれども、あの夜に刻まれた濡れの記憶は、今も私の奥底に残り続けている。
──忘れることはできない。
むしろ、年月が経つほどに甘美な熱を増し、秘密の震えとなって今も私を揺さぶるのだ。




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