整体師の指使いとチ○ポがWドストライクで本能で中出しおねだりした若妻 藤井蘭々
結婚4年目を迎えた美しき主婦蘭々。ホコリひとつない完璧な掃除、栄養バランスのとれた完璧な料理、すべて完璧な専業主婦である。その家事の負担がたたって腰の痛みが悪化し夫の勧めで訪問整体師を呼ぶことになった…見た目こそタイプではなかった整体師の「技」と「相性」に自宅で夫のいない白昼、不倫沼に溺れる。
【第1部】浴衣一枚のいたずら計画──長野の山あいでほどけた心と身体
私の名前は沙織、33歳。東京で事務職をしている、ごく普通の会社員だ。
デスクワーク続きで肩こりと頭痛が慢性化してから、もう何年も経つ。
「たまには、ちゃんと休みなよ」
そう言って長野の山あいの温泉に連れ出してくれたのが、同い年の彼・慎也だった。
都心から数時間、雪の残る山の稜線を眺めながらローカル線に揺られていると、
都会で張りつめていた何かが少しずつほどけていくのがわかった。
「見て、ほら。白い息、すっごい出てる」
窓に顔を寄せる私に、慎也はスマホを向けて笑う。
そんな他愛ない時間が、いつのまにか遠くなっていた。
仕事、締め切り、上司の顔色。
夜ベッドに並んでスマホを握ったまま眠ってしまうことが増え、
ふたりで抱き合う回数は、数えるほどに減っていた。
「今日はさ、ちゃんと沙織を甘やかす日だから」
古い木造の旅館に着くと、慎也はそう言って、
チェックインのときからやけに張り切っていた。
こぢんまりとしているけれど、手入れの行き届いた廊下は木の匂いがする。
通された部屋には、障子越しに柔らかい光が落ちていて、
窓の外には湯けむりをあげる露天風呂が見えていた。
「肩、ひどいんでしょ? マッサージ頼んどいた」
浴衣に着替えて一息ついた頃、慎也が少し悪戯っぽく目を細めて言った。
「ねえ、せっかく温泉旅館なんだからさ。
浴衣一枚で受けてみない? 下、全部脱いで」
「えっ……ここで?」
思わず声が裏返る。
冗談だと思いたかったのに、彼は真顔のまま笑っている。
「もちろん、嫌ならやめよ? でもさ、
浴衣一枚でプロにほぐされる沙織を、横で見ていたい」
「……意地悪」
そう呟きながらも、胸の奥が少しだけ熱くなるのを感じていた。
デスクワークで固まったのは、肩や腰だけじゃない。
恋人としての自分も、どこかでこわばっていたのだと思う。
「わかった。…でも、見てるだけだからね?」
「はいはい、見てるだけ」
軽口を叩き合いながらも、心臓の鼓動は落ち着かなかった。
浴衣の紐を解き、下着をそっと外す。
布一枚を隔てた外気が、妙に冷たくて、生々しい。
「ほんとに脱いできたんだ」
「言ったでしょ。…途中で後悔しても知らないから」
そうやって笑い合いながらも、
どこかで“境界線”を確かめ合っているような感覚があった。
やがて、約束の時間を知らせるように、
廊下の向こうから足音が近づいてくる。
部屋の前で一度止まり、「失礼します」と低い声。
障子が静かに開いた。
【第2部】ぶっきらぼうな指先──プロの手と私の内側で起きた小さな反乱
入ってきたのは、50代半ばくらいの男性だった。
がっしりとした体つきで、仕事道具のバッグを無言で置くと、
こちらを足元から頭のてっぺんまで、じっと一度だけ眺める。
「横向きで、こちらに頭を。肩からやっていきます」
ぶっきらぼうな口調なのに、不思議と不快ではなかった。
慣れた職人の空気がそこにはあって、「仕事」としての距離を感じたからかもしれない。
私は言われたとおり、布団の上に横向きになった。
浴衣の胸元をそっと押さえながら、慎也の視線を意識する。
彼は少し離れた座卓のあたりに腰掛け、
何気ない顔を装っている。けれど、目だけは私から離れていなかった。
「力、強いほうがいいですか?」
「…はい、お願いします」
肩に置かれた手は、意外なほど温かかった。
指の腹が、硬く張った筋肉をゆっくりと押し込んでいく。
ぎゅう、とツボを押された瞬間、「あっ」と声が漏れた。
「そこ、凝ってますね」
「…会社で、ずっとパソコンなので」
自分でも驚くほど素直に、仕事の愚痴がこぼれていく。
揉みほぐされるたびに、体だけでなく心のどこかまで緩んでいくようだった。
うつぶせになるよう促され、私は言われるがまま姿勢を変える。
浴衣の裾が少しだけめくれ、太もものあたりに冷たい空気が触れた。
「足、失礼しますね」
マッサージ師は、ふくらはぎに白いタオルをふわりとかけた。
その上から、しっかりとした圧で押してくる。
やがてタオルの端を持ち上げ、布の内側に手を滑り込ませた。
膝の少し上まで、指がゆっくりと往復する。
ただのマッサージのはずなのに、
下着をつけていないことを思い出した瞬間、
まるで境界線がひとつ消えたかのような感覚に襲われる。
(バレてるのかな…)
そう思った途端、心臓の音が耳の中で大きく響き始めた。
「力、強くないですか?」
「…大丈夫です」
息が少し上ずった私に、
マッサージ師は仕事の手を止めることなく短くそう確認するだけだった。
その素っ気なさがかえって、
こちらの勝手な妄想を煽る。
タオルの下で、指はふくらはぎから太ももの内側へと
少しずつ範囲を広げていく。
とはいえ、それはあくまで筋肉に沿った“仕事”の動きだった。
決して、はっきりとした「一線」を越えてくることはない。
(ここまでは、普通のマッサージ…の、はず)
自分に言い聞かせながらも、
浴衣一枚の身体は、彼の視線とマッサージ師の指のあいだで、
どこか落ち着かない浮遊感に包まれていた。
慎也がふいに、席を立つ。
「ちょっと、煙草吸ってくる」
そう言って、部屋を出て行った。
障子が静かに閉まり、部屋には私とマッサージ師だけが残される。
途端に、空気の密度が変わった気がした。
タオルの下で、指の動きがほんの少しだけ大胆になる。
太ももの付け根近くまで、ぐっと指先が入り込むたび、
全身の神経がそこに集まる。
「そこ、痛いですか?」
「…いえ。…ちょっと、くすぐったいだけ、です」
言葉を選びながら答えると、
彼はわずかに指の角度を変え、圧を緩める。
決して露骨ではない、けれど意味深な距離感。
私のほうがむしろ、勝手に想像を膨らませているのだと気づき、
頬が熱くなる。
(慎也、これを想像してたのかな)
いたずら心で始まった提案が、
思いがけず自分の内側の“スイッチ”を押してしまった気がして、
私は瞼をぎゅっと閉じた。
【第3部】戻ってきた彼の眼差し──揺れた心と、ふたりで選んだ夜の形
慎也が戻ってきたのは、それから10分ほどあとだった。
「どう? 気持ちよさそうだね」
煙草の匂いをまとった彼の声が、頭の上から落ちてくる。
私は返事の代わりに、小さくうなずいた。
うつぶせのままなので、彼の表情は見えない。
マッサージ師は、何事もなかったかのように淡々と仕事を続けている。
肩、腰、足。
最後に軽くストレッチをして、
「お疲れさまでした」と一礼して部屋を出ていった。
障子が閉まる音がやけに大きく響いた。
「……どうだった?」
慎也が布団のすぐ横に座り込む。
私はゆっくりと上体を起こし、胸元を押さえたまま彼を見る。
目が合った瞬間、さっきまで押し込めていた感情が
一気に溢れ出しそうになった。
「ねえ、ああいうの…どう思って見てたの?」
自分でも驚くほど、声が震えていた。
彼は一瞬だけ目を見開き、すぐに少し困ったように笑う。
「正直に言うとさ。
沙織が浴衣一枚でマッサージされてるの、想像しただけで…
からかいたくなるっていうか、見てみたくなった」
「…最低」
口ではそう言いながら、
その正直さがどこかうれしい自分もいる。
「でもね、途中でちょっと怖くなった。
沙織の顔、さっき…少し我慢してるみたいに見えたから」
慎也はそう言って、私の手を取った。
指先は、ほんのわずかに冷えている。
「嫌だった?」
その問いかけに、私は少しだけ考えてから、
小さく首を横に振った。
「嫌、じゃなかった。
むしろ、自分でもびっくりするくらい…
変なスイッチ入っちゃった感じ、してた」
言葉にした瞬間、頬が熱くなる。
彼はふっと目を細め、私の手をぎゅっと握り返した。
「だったらさ。
ここから先は、俺がちゃんと責任取らせて?」
いつもの軽口のようでいて、
その声にはいつになく真剣な色が混じっていた。
部屋の明かりを少し落とし、
窓の外には、湯けむりと山の影が静かに揺れている。
布団に並んで横になると、
彼の掌が迷いなく私の背中をなぞった。
浴衣の布越しに伝わる、その確かな温度。
さっきまで他人の手に触れられていた身体が、
ようやく「戻ってきた」ような感覚がして、
私は胸の奥でほっと息をついた。
「さっき、どんなこと考えてたの?」
耳元で囁かれ、私は小さく笑う。
「内緒。…でも、ちゃんと話すから。
全部、ここで終わらせたい」
「終わらせる?」
「うん。
あのおじさんの手の感覚も、
浴衣一枚で緊張してた自分も、
ぜんぶ、今夜の“思い出”にしたい」
慎也は何も言わず、ただ私を強く抱き寄せた。
布団の中で交わされるキスは、久しぶりにゆっくりで、
息が続かなくなるほど長かった。
その夜、部屋の中に響いたのは、
派手な音でも乱れた吐息でもなく、
時折漏れる笑い声と、布団の擦れ合う静かな音だけだった。
境界線の手前で揺れた感情も、
少しだけ危うい刺激も、
最後にはふたりのあいだで確かめ合うように、
静かに溶けていった。
まとめ──浴衣一枚で揺れた私の境界線と、彼と選び直した“安全なスリル”
今回の温泉旅行は、私にとって
「自分の境界線」をあらためて知るきっかけになった。
浴衣一枚でマッサージを受けるという、
ちょっとしたいたずら心から始まった出来事。
他人の手に触れられる緊張
下着をつけていないという秘密
それを知っている彼の視線
その全部が重なったとき、
私は自分でも意外なほど、心も身体も揺れた。
でも、その揺らぎを“ひとりで抱え込まなかった”ことが、
いちばん大きかったのかもしれない。
マッサージが終わったあと、
慎也と向き合って、
どこが楽しかったのか、どこで怖くなったのか、
ちゃんと言葉にして伝えた。
「じゃあ次はさ、誰にも触らせないで、
俺がちゃんとほぐすから」
そう言って不器用に肩を揉もうとする彼が、
妙に愛しくて笑ってしまった。
刺激そのものよりも、
その後にふたりでどう笑い合えるか。
どんなふうに「安全なスリル」として
自分たちの関係に取り込めるか。
あの夜のことを思い出すたび、
私は少しだけ強くなった自分を感じる。
浴衣一枚で横たわっていたあの瞬間、
私の中で揺れていたのは、
恥ずかしさや興奮だけじゃない。
「この人となら、どこまで話せるだろう」
「どこまで正直な自分を見せても、大丈夫だろう」
そんな“信じてみたい気持ち”そのものだったのだと、
今では思っている。




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