夫の前では良妻を演じる自宅不倫妻
夫の前では良妻を演じる自宅不倫妻如月夏希
夫の友人も交えて自宅で談笑中。そんないつもの楽しい場であったが、夫からは見えないテーブルの下では妻が足を伸ばし友人の股間を刺激していた!勃起してしまった友人はたまらずトイレへ逃げ、バレずに済んでホッっとするのもつかの間。追いかけて来た妻は友人のチ〇ポにしゃぶりつき、スリルを楽しむ妻の悪戯はどんどんエスカレートしていく!過激な自宅不倫に快楽を得る淫乱妻6人収録!
【第1部】新年の挨拶と、ひび割れていた夫婦の距離に気づいた夜
あの夜のことを思い出すたびに、「新年の挨拶」という言葉が、少しだけ苦く胸の奥で転がります。
私の名前は美咲、当時四十代半ば。地方都市の小さな支店で働く会社員の妻でした。夫の康平は、まじめで誠実で、どちらかと言えば「家より仕事」が似合う人でした。結婚して十数年、子どもはすでに独立して、家には二人だけ。会話はある。ケンカもない。ただ、触れ合いも、視線の熱も、どこかで薄くなっていた頃でした。
「新年くらい、ちゃんと挨拶に行かないとな」
そう言って、夫は自分の上司である佐伯部長の家への訪問を決めました。聞けば、佐伯さんは少し前に離婚して、一人暮らしを始めたばかりだと言います。
──離婚したばかりなのに、お正月に部下夫婦を呼ぶなんて。
そう内心で驚きながらも、私は淡い色のニットにタイトスカートを合わせ、いかにも「会社員の妻」らしい無難な装いを選びました。電車に揺られながら窓の外の冬空を眺めていると、ふと自分の人生も同じように、どこか遠くまで流れていってしまったような感覚におそわれました。
佐伯さんの部屋は、思っていたよりあたたかく整っていて、ひとり暮らしの寂しさよりも、静かな余白のようなものが漂っていました。
「よく来てくれたね。正直、ひとりでいると酒の味もわからなくてさ」
そう笑う顔には、職場で夫から聞かされていた「切れ者の上司」という印象より、少しだけ影がありました。ダイニングテーブルには手料理がきちんと並び、グラスにはワイン、日本酒、ビール。どれも程よく冷えていて、迎え入れる側の熱心さが伝わってきました。
最初は他愛のない仕事の話、異動の可能性、部下の愚痴。夫と上司の会話を聞きながら、私は時折相づちを打ち、グラスを傾けていました。久しぶりに口にする強めのお酒が、空腹の胃にじわじわと広がって、頬が少しだけ熱くなっていくのが自分でもわかりました。
「奥さん、意外と飲めるんだね」
佐伯さんが、そんなふうにからかうように言います。
「いえ、そんなに強くはないんですけど……今日は、なんだか美味しくて」
言葉にした瞬間、自分の声がいつもより少し柔らかく響いたことに気づきました。夫はというと、仕事の疲れもあったのでしょう、上機嫌に杯を重ね、やがてソファにもたれかかるようにして目を閉じてしまいました。
「大丈夫ですよ、少し寝かせておけば」
そう言ってブランケットをかける佐伯さんの手つきは、どこまでも穏やかで優しくて、私はなぜかそこで初めて、自分たち夫婦の距離の冷たさに気づかされたのです。
ふと時計を見ると、もうだいぶ夜も更けていました。
「お酒、もう少し持ってこようか。せっかくだし、奥さんともゆっくり話したい」
立ち上がろうとした佐伯さんに、「私が行きます」と咄嗟に言って椅子から立ち上がった瞬間、足元がふっと揺れ、バランスを崩してしまいました。軽くふらついただけ──そのはずだったのに、次の瞬間には彼の腕の中にいて、胸にそっと支えられていました。
「すみません、ちょっと飲みすぎちゃって……」
「いや、こっちこそ。こんな時間まで引き止めちゃって」
距離が近い。そう思った時には、もう心拍だけが自分のものではないみたいに、勝手に速くなっていました。ふと顔をあげると、彼の瞳がまっすぐこちらを見ていて、その奥に、仕事場とはまるで違う、寂しさと熱が混じり合った色が揺れていました。
──このまま離れれば、何も起きない。
理性はそう言うのに、身体のどこかが、久しく忘れてしまっていた「見られる」感覚に震えていました。
【第2部】横で眠る夫と、目をそらせない上司──一線を越えた静かな背徳の瞬間
「…美咲さんって、笑うとすごく、年齢が分からなくなりますね」
名前を呼ばれたことに、私は一瞬だけ息を飲みました。夫以外の男性に、こんなふうに下の名前で呼ばれたのは、いつ以来だったでしょうか。
「仕事の顔しか見てなかったけどさ。こうやって家でくつろいでるのを見ると、なんか……反則だなって思う」
冗談めかしているのに、声の底には本気の色が混じっていて、私はどう返事をしていいかわからなくなりました。テーブルの向こうでは夫が静かな寝息を立てていて、その姿が余計に、この空間だけを切り取って異質なものにしていました。
「部長……」
そう呼んだ途端、彼は小さく首を振りました。
「ここでは、“佐伯”でいいですよ」
その言葉が、見えない鍵をひとつ外してしまったような気がしました。名前の呼び方ひとつで、関係はこんなにも変わってしまうのだと、あのとき初めて知ったのです。
キッチンに並んで立ちながら、新しいボトルを開ける音、グラスに注がれる透明な液体。肩がかすかに触れるたび、心臓が喉元までせり上がってきて、言葉がうまく出てこなくなります。
「…正直に言ってもいいですか?」
ボトルを置いた彼が、ふと真剣な声でそう切り出しました。
「最初にご夫婦で挨拶に来てくれた時から、ずっと気になってました」
その一言で、頭の中が真っ白になりました。気になっていた。上司と部下の妻。その線を踏み越えるには十分すぎる言葉でした。
「ダメですよ、そんなこと…」
そう言いながらも、否定の言葉には自分の体温がにじんでいて、完全な拒絶にはほど遠い響きでした。自分でも、それがわかってしまうくらいには。
「わかってます。ダメなのは、百も承知です。部下の奥さんにこんなこと言うなんて……最低です。でも──」
そこで言葉を切り、彼は少しだけ視線を落としました。
「でも、ひとりでこの部屋にいると、何度も考えてしまうんです。もし、あの時の奥さんが、自分の隣に座ってくれたらって」
沈黙がキッチンを満たしました。冷蔵庫のモーター音と、遠くから聞こえる初詣帰りの人たちの笑い声。そのどれもが、別世界の音のように思えました。
「…私だって、全然いい妻じゃないです」
気づけば、そうこぼしていました。
「夫は仕事ばかりで、私もそれに合わせて、何でも“わかりました”って笑ってきただけで。本当はもっと、女として見られたかったのに、それを口にする勇気もなかった。だから……こんなふうに言われると、ずるいですね」
その告白は、自分でも驚くほどあっさりと唇から零れました。お酒のせいだけではない、長い年月で溜まっていた渇きが、遂に形を持ってしまったようでした。
次の瞬間、彼の指先がそっと私の手に触れました。強引さはなく、ただ、確かめるように。私はほんの一瞬だけ迷ってから、その指を払いのける代わりに、ぎゅっと握り返していました。
──その選択をしたのは、私のほうだった。
リビングに戻ると、夫は変わらずソファで眠っていました。ブランケットに包まれたその姿を見つめながら、胸の奥がきゅっと痛くなります。罪悪感と、別の何かが、静かにせめぎ合っていました。
「帰りますか? それとも…少し、ここで休んでいきますか」
佐伯さんの声は、驚くほど穏やかでした。その穏やかさが、逆に私の心を追い詰めていきます。
「…少しだけ、ここに居てもいいですか」
そう答えた瞬間、もう元の妻には戻れない気がして、息が震えました。
照明を少しだけ落としたリビングで、私たちは隣り合って座りました。夫の寝息、時計の針の音、外の冷たい夜気。そのすべてを背景にして、彼の指が頬をなぞり、視線が重なり、やがて唇が触れ合いました。
触れた瞬間、長いあいだ凍っていた何かが、静かに溶け出していくのがわかりました。決定的な一瞬を、私は自分の意思で受け入れてしまったのです。
その夜、何が起きたのかを、ここで細かく描くことはしません。ただひとつだけ言えるのは、ソファで眠る夫のすぐそばで、私は女としての自分を一気に取り戻してしまった、ということでした。そしてそのことが、後戻りのできない「通い妻」としての日々の始まりになることを、あのときの私はまだ知りませんでした。
【第3部】左遷と単身赴任、そして「通い妻」となった私が選び続けた場所
あの夜を境に、私と佐伯さんの関係は、静かに、しかし確実に変わっていきました。
最初は「仕事の相談」という名目でした。夫が残業で遅くなる夜、私は何度か佐伯さんの部屋を訪れ、テーブルを挟んで向かい合いながら、夫の愚痴や自分の仕事の不安を打ち明けました。けれど、グラスが傾き、言葉がほぐれていくたび、その距離は目に見えない別のものへと変わっていきました。
彼の部屋で「奥さん」という呼び方をされることは、いつの間にかなくなっていました。
「美咲さん、今日は遅かったね」
ドアを開けると、当たり前のようにそう言われる。靴を脱ぎ、コートをかけ、ため息をつきながらキッチンに立つ。誰かのために料理を作り、食卓に並べ、「おいしい」と言ってもらう。そんな当たり前の行為が、夫との生活の中ではとっくに薄れてしまっていたことに、私は改めて気づかされました。
家に帰れば、夫は疲れた顔でテレビを眺め、会話は「今日、どうだった?」と「お疲れさま」の往復だけ。身体の触れ合いはほとんどなく、同じ屋根の下にいるのに、心は少しずつ別々の方向を向いていました。
やがて、その歪みは目に見える形をとります。
春先、夫の左遷が決まりました。本人は「まあ、仕方ないよ」と笑っていましたが、その決定を伝えたのは他でもない佐伯さんでした。
「申し訳ない。会社の事情とはいえ、彼にはきつい異動になってしまった」
そう言う佐伯さんの横顔を、私は複雑な思いで見つめていました。夫を地方へ飛ばしたのは会社の判断なのか、それとも──そんな疑念が一瞬だけ頭をよぎります。けれど、口には出しませんでした。出してしまえば、自分の立っている場所の危うさまで露わになってしまうから。
「一緒に行くのか?」
ある晩、佐伯さんが静かに尋ねました。夫と地方の辞令の話をしたあとでした。
「……わかりません」
それが、あの時の私の正直な答えでした。
地方での生活。慣れない土地、少ない仕事の選択肢、友人もいない街。そこへ夫と二人で移り住み、ただ「良き妻」として振る舞う自分の姿を想像してみても、胸の奥は不思議と冷たいままでした。
一方で、佐伯さんとの生活は、どこか仮初めでありながら、現実でもありました。平日の夜、彼の部屋で夕食を作り、洗濯物をたたみ、一緒に眠り、朝には彼を送り出す。まるで、ここが本当の「家」であるかのように。
「単身赴任してもらうことにしたよ」
夫にそう伝えた日の自分の声は、今思い出しても少し震えています。いくつもの「もっともらしい理由」を並べました。子どもたちのこと、私の仕事のこと、親の介護の可能性……どれも完全な嘘ではないけれど、肝心の理由はどこにも言葉になっていませんでした。
本当はただ、私はここから離れたくなかっただけなのです。夫との生活からではなく、「妻」である自分からでもなく、「女」として再び呼吸を始めたこの場所から。
単身赴任が始まると、夫は月に一度戻ってくるだけになりました。小さなアパートは、そのたびに一時的な「家」の顔を取り戻しますが、ふと郵便受けをのぞけば、近所の視線は別の物語を作り始めているのがわかりました。
「あの部屋の奥さん、最近あまり見かけないねえ」
「ほら、駅の近くで男の人と一緒にいるのを見たわよ」
そんな囁きが聞こえてくる前に、私はアパートを離れる時間を増やしていきました。日中に戻って郵便物を片付け、最低限の家事だけをして、また佐伯さんの部屋に帰る。近所の人たちは、次第に私を「そこに住む男性の妻」だと自然に認識するようになっていきました。
「再婚されたんですか?」
ある日、ゴミ出しのときに同じマンションの奥さんにそう聞かれ、私は一瞬返事に詰まりました。
「いえ、そういうわけでは…」
曖昧に笑ってごまかした帰り道、胸の奥で何かが静かに軋んだ気がしました。法的にはまだ「妻」でありながら、実質的には別の男性の「通い妻」として生きている。どちらが本物で、どちらが嘘なのか、自分でもわからなくなりつつありました。
それでも、夜になると私は同じ場所に帰っていきました。玄関の灯りがともる部屋。鍵の開く音。ドアの向こうから聞こえる、彼の落ち着いた声。
「おかえり、美咲さん」
その一言に、私は何度も何度も救われてしまったのです。
やがて、夫は左遷先で淡々と日々を過ごすようになり、電話口での会話はますます事務的なものになっていきました。「元気か」「体に気をつけろよ」「そっちはどうだ」。本当に聞きたいことも、本当に言いたいことも、お互いどこかで避け続けながら。
一方で、佐伯さんとの生活は、静かに、しかし確実に私の「日常」になっていきました。洗面台には私の化粧水が並び、クローゼットの一角には私の服が掛けられ、冷蔵庫には私が書いたメモが貼られる。
誰の妻なのか。何のための結婚だったのか。何度も自分に問いながら、それでも私は、その問いに正面から答えることを避け続けました。ただひたすらに、目の前の温もりを選び続けることだけに、全ての力を使っていたのです。
私が選び続けた背徳の居場所──「通い妻」として生きることに震えながら
あの新年の夜から、私はひとりの妻でありながら、別の男の「通い妻」として生きてきました。
夫の隣で静かに冷たくなっていった私の身体を、佐伯さんは「女」として扱ってくれました。それはたしかに甘く、救いのようでもありました。でも同時に、夫の左遷と単身赴任、近所の視線、ふとした瞬間に押し寄せる罪悪感や自己嫌悪──そうしたすべての代償の上に成り立った温もりでもあります。
私は、何度も自分に問いかけました。
あのとき、キッチンで手を握り返さなければ。あのとき、初めて名前を呼ばれた瞬間に少し距離を取っていれば。あのとき、単身赴任ではなく、一緒に地方へついて行くと決めていれば。
けれど、どの「もしも」を思い描いても、同じところに戻ってきます。
──私はあの夜、たしかに自分の意思で一線を越えた。
夫が横で眠っているソファのそばで、私は女としての自分を取り戻すことを選んでしまった。その選択の延長線上に、今の私の生活があるのだとしたら、これはもう単なる「不倫」という言葉だけでは片づけられない、ひとりの人間の欲と弱さと渇きの物語なのだと思います。
もし、この体験談を読んでいるあなたが、どこか心のどこかで少しでも震えを覚えたのだとしたら──それは、きっと私と同じように、誰にも言えない渇きを抱えているからかもしれません。
「結婚しているから」「妻だから」「母だから」「もうそんな年齢じゃないから」
そうやって、自分の中の女としての感覚に蓋をしてきた時間が長ければ長いほど、ふとしたきっかけでその蓋が揺らいだとき、人は思いがけない選択をしてしまうのだと思います。
私は、過去の自分を完全に否定することも、全面的に肯定することもできません。ただひとつ、はっきりと言えるのは、あの新年の夜から今までのすべての瞬間に、私の身体と心はたしかに震え、生きていたということです。
夫の妻として、そして上司の通い妻として。二つの「妻」のあいだで揺れながら、私は今日もまた、どちらの鍵を先に回すのかを迷い続けています。



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