中年整体師の猥褻性感マッサージに堕ちた敏感部活美少女 透美かなた
夫の前では良妻を演じる自宅不倫妻如月夏希
部活の練習中に足を捻って怪我をしてしまった。キャプテンに選ばれて少し気合が入り過ぎてしまったのかもしれない。母の勧めで近所でも評判の整体院に行く事になった。整体師の見た目は50歳ぐらいのオジサン。途中から私のカラダを触る手つきに違和感を感じたけれど、怖くて何も言えなかった。どんどんエスカレートしていくいやらしい手つきに私のカラダは今まで感じた事のない気持ち良さに気付いてしまい…。
【第1部】女友達と行った温泉旅行で、私の中の「何か」がほどけていった夜
私の名前は美咲、32歳。
東京で事務職をしている、ごく普通のOLだ。付き合って2年になる彼氏はいるけれど、ここ1年ほど、身体を重ねる時間はほとんどない。デートはするし一緒にご飯も食べる。でも、どこか「友達みたいな安心感」だけが残ってしまっていて、女として求められている実感が薄れていた。
そんな私を、ふと救い上げるみたいに温泉旅行に誘ってくれたのが、大学時代からの親友・あゆみさんだった。
彼女は35歳。大阪でフリーランスのデザイナーをしながら、好きなときに好きな場所へ仕事を持っていくような、少し自由すぎる生き方をしている。
「最近、顔に“枯れ気味”って書いてあるよ」
そう笑いながら肩をつつかれ、私は思わず苦笑した。
「そんなにひどい?」
「うん。温泉で一回、全部ふやかしてこよ。ついでに心もね」
そうして二人で車に乗り込んだ。
高速道路を走る車内は、くだらない話ばかりなのに、ずっと笑い声が途切れなかった。学生時代の失敗談、元カレの黒歴史、最近ハマっているドラマの推しの話。窓の外で山の稜線が近づいていくほどに、都会の時間から切り離されていくような感覚があった。
途中で寄ったサービスエリアで、地元の名物が並ぶフードコートに入り、あれもこれもと頼みすぎてテーブルが埋まった。
「絶対食べすぎだよね」
「いいの。温泉入ればゼロカロリー」
そんな理屈になってない理屈で笑い合ううちに、私の中の緊張の糸が、少しずつほどけていった。
夕方、目的の温泉旅館に着いた。
あゆみさんが「たまには贅沢しよ」と選んでくれたのは、部屋に源泉かけ流しの露天風呂がついた、少し背伸びをしたクラスの部屋だった。木の匂いと畳の感触、遠くに聞こえる川の音。
「やばい、ここ住める」
思わずそうこぼすと、
「家賃高そうだから、二人でシェアだね」
とあゆみさんが軽口を叩いた。
部屋に案内されてすぐ、私たちはその露天風呂に向かった。
石造りの湯船の向こうには、山の影が静かに重なっている。薄く立ちのぼる湯気と、ひんやりした夜の空気。身体を包むお湯の熱と、頬を撫でる風の冷たさが、交互に意識をさらっていく。
二人で湯船に浸かりながら、私たちは特別なことは何も話さなかった。仕事の疲れのこと、最近寝付きが悪いこと、スマホを見ていると心が落ち着かなくなること──そんな、誰にでもあるような愚痴をぽつぽつとこぼし合っただけだ。
それでも、私の胸の奥では、何かが静かに軋んでいた。
温泉から上がったあと、鏡の前で髪を乾かしながら、私は自分のお腹や腰のラインをこっそり確かめる。
(今夜、もしあの人にこの身体を見せたら、どんな顔をするんだろう)
そう心に浮かんだ「あの人」は、もはや彼氏ではなかった。
部屋に戻ると、夜食の時間だった。
旅館の人が運んでくれたお膳の上には、湯気を立てる鍋と、色とりどりの小鉢。日本酒を少しだけ頼み、二人でゆっくりと箸を進めた。頬が少し火照り、笑い声が柔らかくなる。
時計を見ると、いつの間にか23時。
私はふと、自分の胸元に触れた。さっきから、そこだけが妙に敏感で、浴衣の布が擦れるたびにひそかな熱が生まれる。
「ちょっと、もう一回お風呂入ってくるね。汗かいちゃった」
そう言うと、あゆみさんは「行ってらっしゃい」と笑って、テレビのリモコンを手に取った。
温泉に浸かりながら、私は思った。
(どうして私は、こんなに張り詰めていたんだろう)
お湯に浮かぶ腕、白く揺れる膝。
それを誰かに見られることを、久しく意識していなかった自分に気づき、胸がきゅっと切なくなった。
部屋に戻る頃には、あゆみさんも「順番ね」と言って湯に向かった。
私たちの夜は、まだ静かに、何かを待っていた。
【第2部】親友の腕の中でほどけた心と身体──女同士で知った、求められる幸福
お酒の残りを少しだけ注ぎ足し、二人で布団の上に並んで座りながらテレビを眺めていた。画面ではバラエティ番組の芸人が騒いでいるのに、音だけが遠く聞こえる。
旅館特有の、少し湿った布団の匂い。窓の外から聞こえる虫の声。部屋の灯りは弱く落とされ、スタンドのオレンジ色だけが、私たちの輪郭を柔らかく縁取っていた。
「美咲さ」
不意に名前を呼ばれて、私は横を向いた。
あゆみさんは、少しだけ真面目な顔をしていた。
「最近さ、本当に“女の顔”してないよね」
「えっ、ひどい」
冗談めかして笑い返そうとしたのに、その声は思ったよりもか細くなった。
「なんかね、無理して笑ってる感じする。今日一日、一緒にいて思った」
彼女はそう言って、そっと私の髪に触れた。指先が生え際をなぞり、耳の後ろをかすめる。その小さな動きだけで、背筋に電気のようなものが走る。
「……彼氏とは、うまくいってるの?」
その問いかけに、私は一瞬言葉を失った。
「うまく、いってる……はず。うん、多分」
自分でも、説得力のない答えだと思った。
あゆみさんは、私の目をまっすぐ見つめたまま、杯をテーブルに置いた。
「“はず”とか“多分”で答える時点で、あんまりうまくいってないやつじゃん」
その言い方は柔らかいのに、胸の奥の薄皮を剥がされるような感覚があった。
「ねえ、美咲」
そっと、私の手を取られる。
その瞬間、自分の鼓動の大きさに気づいた。
ドク、ドク、と浴衣越しに響く心臓の音が、部屋の静けさの中でやけに鮮明に感じられる。
「今夜くらい、ちゃんと“女の子の顔”してみれば?」
その一言が、何を意味しているのか。
きっと、わかっていたのは私のほうだ。
「……あゆみ、さん?」
名前を呼んだ声が、いつもよりも一段高く、かすれていた。
次の瞬間、唇が重なった。
強くでも、乱暴でもなく、けれど迷いのないキスだった。
柔らかい感触と、かすかな日本酒の香り。息を吸おうとしても、胸の奥がきゅっと締めつけられてうまくいかない。
「ん……っ」
喉の奥から漏れた小さな声に、自分で驚いた。
あゆみさんの手が、私の頬から首筋、肩口へと滑っていく。浴衣の襟元が少しだけ開き、熱を帯びた肌に冷たい空気が触れた。
「ねえ、美咲。いやだったら、今すぐやめるから」
耳元でささやかれた声は、いつもよりもずっと低く、柔らかかった。
そこで初めて、私は自分の内側にある答えを見つけた。
嫌どころか、怖いくらいに、求めてしまっていた。
誰かに、こんなふうに真っ直ぐ「欲しい」と言われることを。
「……やめないで」
自分でも信じられないくらい、素直な言葉だった。
その一言を合図にするように、あゆみさんの腕が強く私を抱き寄せた。
浴衣がゆっくりと乱れ、布と肌が擦れるたびに、知らなかった自分の感度が目を覚ましていく。
首筋をなぞる唇、耳たぶをかすめる吐息。
指先が肩から背中へ、腰から太ももへと、境界線を確かめるように動いていく。
触れられるたびに、「ここも、まだちゃんと生きていたんだ」と、忘れかけていた感覚が蘇る。
「きれいだね、美咲。ちゃんと大事にされてないの、もったいない」
「そんな……こと、ないよ……」
否定しながらも、その言葉はあまりにも深く刺さった。
どこかで私は、女として扱われることをあきらめ始めていた。
仕事で疲れている彼氏に気を遣い、誘われない夜にも「仕方ない」と笑ってみせる自分。
本当は触れてほしいのに、口に出すことを恥ずかしいと感じてしまう自分。
あゆみさんの指先は、そんな私の層を、一枚ずつ丁寧に剥がしていく。
胸元に、腰に、太ももに──触れる場所すべてが、「生きている」と告げるように熱を帯びていく。
「もっと、力抜いて。今は、私に全部預けて」
耳元で囁かれたとき、私はもう、何も考えられなくなっていた。
ただ、彼女の腕の中にいることが、どうしようもなく心地よかった。
【第3部】一線を越えたあとに残ったもの──朝まで続いた余韻と、これからの私
どれくらい時間がたったのか、分からない。
気づけば、布団の中で私はあゆみさんの腕枕に頭を乗せていた。浴衣はすっかり乱れ、肌と肌が直接触れ合っているのに、不思議と恥ずかしさは薄かった。代わりに胸の奥を満たしていたのは、静かで深い、満ち足りた疲労感だった。
天井を見上げると、薄暗い照明の輪郭が、少しだけ滲んで見えた。
さっきまで乱れていた呼吸が、少しずつ落ち着いていく。
耳を澄ますと、自分の鼓動よりも先に、あゆみさんの規則正しい心臓の音が聞こえた。
「……大丈夫?」
彼女が、私の髪を指先で梳きながら尋ねる。
「うん……」
そう答えた声は、少し掠れていたけれど、自分でも驚くほど穏やかだった。
「後悔してない?」
その問いは、あまりにも真っ直ぐだった。
罪悪感や戸惑いをすべて見透かしたうえで、それでも私の答えを尊重しようとする、静かなまなざし。
しばらく黙ったあと、私は首を横に振った。
「後悔……してない。むしろ、ありがとうって感じ」
言葉にしてみると、胸の奥に絡まっていた何かが、ふっとほどけたような気がした。
「私ね、ずっと怖かったの」
自分の声が、枕とシーツに吸い込まれていく。
「なにが?」
「女として、誰にも“欲しい”って言ってもらえないまま、30代が終わっていくのが」
沈黙。
けれど、それは重たいものではなかった。
あゆみさんは、少しだけ身体を起こして、私の額に軽く口づけを落とした。
「それはね、美咲が自分で自分を諦めそうになってただけだよ」
彼女の言葉は、優しいけれど甘やかしではなかった。
「ちゃんと、まだこんなにきれいで、ちゃんと感じて、ちゃんと生きてる。私には、さっき全部、伝わってたよ」
その言葉に、胸の奥がじんわりと熱くなった。
涙が出そうになるのを必死でこらえながら、私は彼女の胸元に顔を埋めた。
「……でも、私、彼氏いるのに」
罪悪感も確かにそこにあった。
けれど、あゆみさんは少しだけ笑って、私の背中を撫でた。
「それは、それ。これは、これ。
今夜は私とあなたの夜でしょ? 明日のことは、明日のあなたがちゃんと考えればいい」
無責任なようでいて、その言葉に救われる自分がいた。
今夜くらいは、難しいことを全部布団の外に置いておいてもいい──そんな気持ちになった。
そのあとも、私たちは何度かキスをした。
指先で触れ合い、抱き寄せ、寄り添いながら、ゆっくりと夜が深くなっていく。
具体的なことは、きっとここに書きすぎないほうがいい。ただ一つだけ確かなのは、あの夜の私は、久しぶりに「女として、完全に満たされている」と感じていたということだ。
やがて、窓の外がかすかに白み始める頃。
私たちはようやくまぶたを閉じた。
目を閉じても、肌に残る温もりや、耳に残る囁き声の余韻が、いつまでも消えなかった。
朝、目を覚ましたとき。
傍らには、少し寝癖をつけたあゆみさんが、子どものように無防備な顔で眠っていた。その姿を見て、私は思わず笑ってしまった。
「おはよう」
目を覚ました彼女は、いつもの調子でそう言い、何事もなかったかのように布団から起き上がった。
それが、少しだけ寂しく、同時に救いでもあった。
朝食の席で、私たちはいつものように冗談を言い合いながらご飯を食べた。
昨夜のことに触れることはなかったけれど、テーブルの下でふと手が触れ合った瞬間、二人とも少しだけ目を合わせて笑った。
まとめ──あの温泉の夜から、私は自分の身体と心をもう一度信じてみようと思った
あの温泉旅行から、少し時間がたった今でも、ふとした瞬間に、露天風呂の湯気や、布団の匂いがよみがえることがある。
あゆみさんとは、あれ以来も「親友以上、恋人未満」のような、曖昧な距離感のまま関係を続けている。
もう一度同じことが起こるのか、それともあの夜だけの秘密で終わるのか──それはまだ、わからない。
ただひとつ確かなのは、あの夜を境に、私は自分の心と身体に対して、前より少しだけ正直になれたということだ。
彼氏との関係も、見て見ぬふりをするのをやめた。
本当はどうしたいのか、何を求めているのか。
恥ずかしくても、ちゃんと言葉にしようと決めた。
女として求められること。
誰かの腕の中で、無防備な自分を許すこと。
そこにあるのは単なる快楽だけじゃなくて、「生きている」と実感できる瞬間なのだと、あの夜の私は教わった気がする。
あゆみさんに抱かれた温泉の夜は、きっとこれからも、私のなかでずっと特別なままだ。
罪悪感も、解放感も、甘さも、ほろ苦さも、全部ひっくるめて。
もしまたどこかで、あの旅館の広告をネットで見かけたら──
私はきっと、クリックしてしまうだろう。
そして、あのときの自分に、そっとささやきかける。
「ちゃんと感じて、ちゃんと悩んで、ちゃんと生きてる。
あの夜の私も、今の私も、それでいいんだよ」と。



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