冬、友人宅の庭で一緒にボール遊びしてて、大雪になった日だ。
こたつに入れてもらって、友人の家族と一緒にバレーボールのテレビ中継を見てた。
日本対どこか強い国だったが、横向きに寝転がって眠ってしまったらしい。
意識がだんだん戻ったら、下半身に何か当たってるような、変な異物感っていうか。
・・・手だった、触られてた。パンツの中にまで手を入れられてる。
こたつ布団に隠れてされてた。すぐ後ろの女の人だった。
(何するんだろう?エッチな女の人かな?)
なんか怖いなって、そんな感じだった。
女の人の手はゆっくり動いたりさすったり。
だんだん、怖いっていうよりもエッチな感じが込み上げてきた。
みんなわーわーバレーボールに夢中で、友人もわぁわぁ大声出してる。
多分誰も気付いてない、けど、知られたらどするんだろ?
怒られるかもな、やだな、寝たフリして固まったまま、されてた。
急に背中にぴったりくっ付かれて、耳元で女の人の声が。
・・・寝たフリしてんの?
息も吹きかけられて、飛び上がるほどくすぐったかった。
やっと頷くことが出来た。
・・・嫌?・・・嫌じゃないんだね?
・・・あんた、エッチなんだね、ふふ。
違うとか嫌とか、口で言える状況ではなかったと思う、黙ってた。
今度はふとももの間に手が伸びて、お尻のほうまで触られて。
おれ太腿に力が入って、ぎゅって挟んでしまったが。
大雪は続いてて、バレーボール中継は長引いてる。
(・・エッチ・・もっと・・・おれエッチ、悪い子供・・・)
祈るように思ってて、反面辛いくて、ぼーっとした感じで。
ちょっと泣きだしてたと思う。まだ精通も無い子供の頃で。
・・・泣いてんの?・・・止めようか
・・・ん?・・・まだやる?・・・まだやってほしい?
小声で言われて、本当に辛かったけど頷いた。
テレビの音声も耳に入らなくて、気が遠くなりそうで。
・・・あんたエッチなんだよね
・・・ん?・・お友達には・・・黙ってたほうがいいよね?
(あーっ、それはー・・・)とどめみたいな一言だった。
(誰にも言わないで欲しい・・・)
もうろうと頷くのがやっとだった。
女の人は、その友人の従姉か叔母か、よく覚えてない。
遠い昔の話。
今思い出すと、ご家族のみなさんは見て見ぬふりしてたのかも?
彼女の自宅に友人を連れて訪れる彼氏。季節は冬。コタツがあるリビング。様々な理由で3人で酒を嗜むことになる。やがて潰れるのか潰されるのか酔って寝てしまう彼氏。酒の勢いとコタツの中のエロスに妄想が膨らみ欲情する。
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